5月21日~5月27日 膠着相場でのニュースは突破口になるか
上昇する米株の影響を受け、強気の見方を示している一方で、ビットコイン、イーサリアムなどのメジャーコインは先週末に比べ少し下落し、執筆時点ではそれぞれ28,968ドルと1751ドルで取引されています。こんな一週間の注目ニュースをお届けします。
① JPモルガン:BTCは現在過小評価されている
マーケットインサイダーによると、大手金融企業JPモルガンは25日のレポートで、ビットコインのフェアバリューは38,000ドルであり、この価格は現在の価格28,900ドルのレベルと比べ約30%も高く、価格に「大きな上昇」があると見ているそうだ。
先週10の恐怖強欲指数は現在13となり、やや回復している。
JPモルガンはディセントラランドにラウンジ開設や、一部分の担保決済を自社のブロックチェーンで行うなど、ブロックチェーンと暗号資産への新しい試みを積極的に行われているようだ。
またBTCドミナンスは7カ月ぶりの高水準に達し、2021年10月ぶりに45%に上昇した。資金がアルトコインからビットコインへ流入している可能性を示唆している。
② テラ2.0、投票に基づき27日(日本時間28日午後)実装
Terraの支持者はUSTの崩壊から復興を目指し、関連する「提案1623」は日本時間25日夜に65.5%の賛成票を得て可決していた。
さらに17日には エルサルバドルで44カ国の中央銀行または規制当局を集め、ビットコインの普及とメリットなどにつこの提案では、アルゴリズム的に安定したコインUSTを用いない新しいチェーンTerra 2.0を創設し、旧チェーンをテラクラシック(Terra Classic、現在のLUNAはLUNCに変更)と名付けたものだ。また旧チェーンのUST保有者とテラクラシック保有者のうち、27日にLUNAの保有時点や保有量などによって新コインをエアドロップする予定もある。
今回の件でステーブルコインについての関心も高まる一方、ブロックチェーンデータ企業のCoinmetricsによると、イーサリアムチェーン上で100万ドル以上のUSDCを保有するウォレットアドレスの数が、USDTのそれを公式に上回ったことが示されている。
③ マスターカードCEO:5年後はSWIFTが存在しないと発言
米決済大手マスターカードのマイケル・ミーバッハCEOは、24日に開催されたフォーラムで、国境を越えた決済を可能にする現在のシステムSWIFTが5年後に存在するかという質問に対して、「ノー」と答え、会場を驚かせた。
その後、Mastercardの広報担当者は、SWIFTが今後も存続するかどうかについてのコメントは、イエスかノーかというような単純なものではありませんと、ミバッハ氏の発言について述べていた。ただしこの発言は間違いなく人々の注目を集め、いつかSWIFTが仮想通貨に代わるかもしれないと関係者に警鐘を鳴らしただろう。
先週の日曜日はビットコインピザの日でした。皆さんはピザ食べましたか?
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