ソーシャルメディアとテクノロジーの大手Twitterは、ブロックチェーンと暗号資産のプラットフォームへの統合を目的とした新しい部門を社内に立ち上げる予定です。この新部門は「Twitter Crypto」と呼ばれ、「暗号、ブロックチェーン」に特化したものになると、プロジェクトの責任者であるTess Rinearson氏は述べています。

Twttier Cryptoを率いることを発表したTwitterので、Rinearson氏は、このプロジェクトの最大の優先事項のひとつは、クリエイターが分散型アプリケーション（dApps）を使って仮想商品や通貨を管理することを支援し、コンテンツやコミュニティをサポートすることだと述べています。また、Twitter傘下の分散型ソーシャルメディアであるBluesky（ブルースキー）との連携も予定しています。

Twitter社CEOのジャック・ドーシー(Jack Patrick Dorsey)氏が長年にわたって暗号化を支持してきたことを考えれば、Twitter社がブロックチェーン全般に特化した部門を立ち上げることは容易に想像できます。ドーシー氏は、Twitter社のCEOであると同時に、決済会社スクエア（Square）社の創業者兼オーナーでもあります。

Twitter社は9月にも、ユーザーにビットコインでチップを渡すことを可能にし、プラットフォーム上での仮想通貨決済の統合方法をさらに検討していることを発表していました。

今回のニュースが、BTCやETHなどの主要な暗号通貨の価格にどれだけ影響を与えるかは不明ですが、ハイテク企業がdAppsの登場やweb3のクリエイターやコミュニティを積極的に支援するというポジティブなニュースであることは間違いありません。

さらに、ETH、ADA、DOTなど、現在dAppsの開発を支援しているコインは、大企業の公的支援によって利益を得ることができます。すぐに価格に反映しないかもしれませんが、これら3つの暗号通貨の価格の動きに注目しておくのが良いでしょう。

11月12日朝執筆現在の価格をお届けします。

ETH: $4,747.91 (+2.55% last 24h)

ADA: $2.092146 (-0.27% last 24h)

DOT: $48.246 (+3.18% last 24h)

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