[初心者向] 10日頃実施、イーサリアムのハードフォーク
イーサリアムのハードフォークがブロック高13,773,000のとき(日本時間12月10日頃)に、ネットワークのアップグレードが予定されています。このアップグレードは「Arrow Glacier」(アローグレイシア)と呼ばれます。
10月にAltair(アルタイル)の実装が完了した間もないですが、もう一個のアップデートを迎えることになります。今回のArrow Glacierは開発者に集中してイーサリアム2.0を取り込むため、「ディフィカルティボム(difficulty bomb)」を2022年6月までに延期するものとなります。
ディフィカルティボムとは?
ディフィカルティボム(difficulty bomb)は氷河期(Ice Age)とも言われ、イーサリアムのProof of Stake(POS)システムへの移行の準備として、イーサリアムの採掘難易度が上げることを指します。
イーサリアム12月のアップデート:Arrow Glacier
イーサリアム財団の全コア開発者の議長であるTim Beiko(ティム・ベイコ)氏によると、氷河期/ディフィカルティボムの延期は、ビザンチウム、コンスタンティノープル、ロンドンのネットワークアップグレードでも行われていった。
Arrow Glacier アップデートの影響?
アップグレードには、EIP-4345以外の変更は含まれていません。この変更により、開発者が現在のイーサリアム・メインネットをビーコンチェーンと融合しPOSの実現が期待される2022年6月まで、ディフィカルティボムを遅らせることになります。ユーザの皆様にとっては、取引所の入出金が一時できなくなるという影響を受けるかもしれませんので、取引所のアナウンスを確認することをおすすめします。また、2022年6月までに融合の準備が整わなければ、EIP-4345はさらに延期されると見られます。
ビーコンチェーンとは?
イーサリアム2.0のメインチェーンとなるブロックチェーンのことです。
先週1周年を迎え、イーサリアムの共同創立者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏がツイッターでお祝いとしてロードマップを発表しました。
ETH/BTC 3年6ヶ月ぶりの高値を記録
コインデスクによると、ビットコインの下落により、ETH対BTCの価格が13%上昇し、3年6ヶ月ぶりの高値となりました。
ETH/BTC価格は強気の相場で上昇しており、8月に実施されたEIP-1559のアップグレードをはじめとするいくつかの要因がETH/BTC価格の上昇を促したと分析されています。一方で、ビットコインはインフレヘッジとして認知され、機関投資家(クジラ)の投資が進むのと同時に、米政策の影響も受けやすくなっています。
イーサリアムの将来性
イーサリアム2.0の移行が順調に運べば、ガス代の高騰やスケーラビリティ問題が解決されると予想されます。そうすると取引速度が早くなり、より多くの場でイーサリアムが使われるでしょう。
メディアクリプトグローバル(CryptoGlobe)によると、元ゴールドマン・サックスの幹部で、金融メディア「Real Vision」の創設者であり、「ミスター・ディザスター」と呼ばれているラウル・パル氏は、11月30日にYoutubeチャンネル「InvestAnswers」に出演した際、来年3月までにイーサが2万ドルに達すると予測されていました。
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