レバレッジをかけて仮想通貨取引をする3つのメリットと注意点
少額からでもビットコイン投資を始められるツールとして、レバレッジを聞いたことがありますか。FX取引をされている方ならレバレッジについて詳しいと思いますが、初心者の方にとって、レバレッジ取引にはいくつか落とし穴もあります。この記事ではレバレッジのメリットと、知っておきたい注意点とおすすめの取引所もお伝えします。
レバレッジとは?
レバレッジとは「テコの原理」という意味です。取引においては、自分の口座の資金(証拠金)を一定の倍数にかけて、実際持っている資金の何倍もの資金で取引を行うことを指します。
仮想通貨でレバレッジ取引するメリット
メリット①売りから始められる
通常の現物取引では、安い価格で買って保有するという取引しかできませんが、レバレッジ取引(証拠金取引とも言う)は売りから取引を始めることもできます。
基本的な仕組みは注文する時の価格と決済する時の価格の差で損益が決まるので、売りから注文を入れる場合、これから価格が下がると利益がでます。
売りからも注文ができるということは、下落相場でも取引を楽しめるというメリットがあります。
メリット②少額からでも取引ができる
自分の資金を何倍もの資金にして取引ができることは、少額からでも大きな資金を動かし、取引を楽しめるということです。投資初心者の方なら使用できる金額もそれほど多くないでしょう。自分の活用できる資産だけで、取引をすぐに始められるのは大きいメリットだと思います。
メリット③を見る前に、まずは知っておきたい注意点を見ていきましょう。
仮想通貨でレバレッジ取引をする注意点
リスクが高いーリスク管理が重要に
レバレッジを使うことでより大きな利益を期待できる一方で、損失も倍増します。ハイリスクだから使うのをやめるのではなく、リスク管理をしっかりすることが大切です。リスク管理において、今回は資本金と計画について説明します。
・計画
投資を行う前に、目標の損益を決めておくことはとても重要です。自分のより勝ちたい欲が決断を邪魔しないようにも、注文をする前に目標の利益(利益確定)・損失(損切り)を決めましょう。
・資本金
レバレッジ取引だけでなく、投資にリスクはつきものです。なので失っても生活に影響出ないように、余った資金(余剰資金)で取引をすることをおすすめします。また証拠金は市場の波に備え多めに用意するといいです。そうするとゼロカットを避けられます。
追証の可能性ー放置すると痛い目に遭うかも
レバレッジは言い方を変えれば自分の資本金を担保にし、レバレッジ分の金額を借りて取引を行うことなので、担保となる資本金が足りないと追証(追加証拠金、株取引で言うマージンコール)が発生します。そうすると自分の口座にある証拠金以上の金額を要求される可能性が高いです。追証なしの取引所を選びましょう。
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メリット③短期間でより高額な利益が出せる
上述の少額から投資できる点と関連しているのですが、仮想通貨の値動きは株と比べ激しいと言いますが、それでも少額で資産を増やすにはかなり時間がかかります。レバレッジをかけることによって、例えば1万円の資金を100倍のレバレッジにかけて、100万円分の資金で取引ができ、より効率のいいマネーマネジメントができます。
同じ価格を設定して、それぞれBTC/USDTの10倍とBTC/USDTの100倍で注文してみました。使っている証拠金と利益率が違うことがはっきりとわかります。
例えば500USDTの証拠金があって、10倍の取引をするより、100倍の取引をしたほうが高い利益率が狙えるということです。レバレッジ取引はリスクが高い分、より高額な利益を狙えますので、もし資金に余裕があったら、ぜひリスク管理をしっかり行っている上でやってみてはいかがですか?
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