【仮想通貨】Cosmos（コスモス/ATOM）とは？特徴や将来性を解説
著者:c, dora
この記事を読んでいるあなたは、
- コスモス（ATOM）とはどんな仮想通貨？その特徴を知りたい
- コスモス（ATOM）の今後は？その将来性を知りたい
- コスモス（ATOM）の買い方は？仮想通貨ATOMの取扱い取引所を知りたい
上記のように思っているかもしれません。
コスモス（Cosmos）ネットワークの中核ブロックチェーンであるCosmos Hubは10月31日、大規模アップデート案のガバナンス投票が開始されたことで、市場から注目を集めてきました。
コスモス（ATOM）は、ブロックチェーンの開発を簡素化し、ブロックチェーン間の相互運用性を実現するためのプロジェクトです。
現在、コスモス（Cosmos/ATOM）が提供するソリューションを使って、多くのプロジェクトが構築されています。
今回この記事は、コスモス（ATOM）とは何か、その特徴や今後の見通し・将来性などについて初心者でもわかりやすく解説していきます。
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| 目次 |
| 1.コスモス（ATOM）とは |
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コスモス（ATOM）とは
まずは、コスモス（ATOM）とは何かについて簡単に説明します。
コスモス（ATOM）とは、ブロックチェーンの開発を簡素化し、ブロックチェーン間の相互運用性（インターオペラビリティ）を実現するプロジェクトです。
イーサリアムやビットコインなどの代表的なブロックチェーンをはじめ、多くのブロックチェーンが展開されていますが、その多くは相互運用性が確保されていません。
各ブロックチェーンはそれぞれ異なるルールや基準で運用されているため、ブロックチェーン間でトークンを送ったり、さまざまなデータを交換したりすることはできません。
また、イーサリアムなどの代表的なブロックチェーンの基本的な仕組みに依存することで、各アプリケーションの拡張性や柔軟性が損なわれるなどの問題が生じます。
コスモス（ATOM）は、ブロックチェーン間の相互運用性を確保し、ブロックチェーンの開発を促進することで、これらの問題に対する解決策を提供するプロジェクトです。
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コスモス（ATOM）の特徴
コスモス（ATOM）の特徴といえば、下記の通りです。
ブロックチェーン開発ソリューションを提供
コスモス（ATOM）は、ブロックチェーン開発を可能にするソリューション(例：Cosmos SDK)を提供しています。
コスモスのソリューションは、ブロックチェーンの開発を容易にし、アプリケーションを独自のブロックチェーン上に構築することを可能にします。
アプリケーションごとに独自のブロックチェーンを持つことができ、用途に合ったチェーンを柔軟に開発・使用することができます。
イーサリアム上に構築されたアプリケーションは、ブロックチェーンを開発するのではなく、イーサリアムに大きく依存するため、決められたルールの中でしかアプリケーションを開発・実行することができないのです。
一方、コスモス（Cosmos）のソリューションでは、アプリケーションごとに最適なブロックチェーンを開発・運用することが可能です。
IBCを使って各チェーンを接続
コスモス（ATOM）ソリューションで開発されたブロックチェーンは、IBCという規格を使って簡単に接続することができます。そのため、コスモスのソリューションで開発された各ブロックチェーンは相互運用が可能です。
具体的には、各ブロックチェーン間でトークンを移動させることが可能です。
IBCの汎用性は、コスモスに関連するソリューションにとどまりません。また、IBCの利用基準に沿っていれば、どのようなブロックチェーンでも接続できることも特徴です。
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「Peg-Zone」を使って間接的な接続が可能
コスモス（ATOM）に関連するブロックチェーンは、上記の基準に従わなくとも、間接的に接続することができます。
上記の基準には、ァイナリティの種類をはじめ、いくつかの条件があります。
例を挙げると、ビットコインのようなPoWを利用するチェーンは、ファイナリティに至るプロセスが規格に準拠していないため、IBCを使って直接接続することはできません。
Cosmosは、IBC対応の専用ブロックチェーン「Peg-Zone」を中間に置くことで、間接的な接続を可能にしています。
このように、規格外のチェーンでも、Peg-Zoneを使えば接続することができます。
スケーラビリティ問題の解決が可能
コスモス（Cosmos）はスケーラビリティ問題を解決できます。
「スケーラビリティ問題」とは、ブロックチェーン上の利用者数が多くなりすぎて、処理の遅延やコストが増大することです。
この問題の最もわかりやすい例がイーサリアムです。
イーサリアムは便利なシステムにより、ブロックチェーン上のアプリケーションを容易に開発できる反面、結果としてユーザーが過度に集中し、通信の混雑を招くという問題があります。
コスモス（Cosmos）は、ブロックチェーンを相互接続し、相互運用性によって負荷を軽減することで、スケーラビリティの問題を解決することができます。
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コスモス（ATOM）のチャートと現在価格
続いて、コスモス（ATOM）のチャートや現在の価格などについて紹介します。
コスモス（ATOM）のリアルタイムチャート
上記はコスモス（ATOM）のリアルタイムのチャートです。
BTCCでは現在、コスモス（ATOM）の無期限先物取引サービス（ATOMUSDT無期限先物）を提供しており、詳しくはBTCCの公式サイトでチェックしましょう。
コスモス（ATOM）の現在価格【2023年10月】
2023年10月現在、コスモス（ATOM）の価格は約931円前後で、時価総額は約3448億円となっています。
コスモス（ATOM）は現在、仮想通貨時価総額ランキングの26位に位置付けられています。
✔︎コスモス（ATOM）の価格情報（通貨単位：日本円）
| 通貨名称 | コスモス/Cosmos |
| シンボル | ATOM |
| 価格（2023年10月19日現在） | ¥931.48 |
| 時価総額（2023年10月19日現在） | ¥344,813,502,664 |
| 時価総額ランキング（2023年10月19日現在） | 26位 |
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コスモス（ATOM）のこれまでの価格推移
2020年、DeFiは仮想通貨業界で大きなブームを巻き起こした。
これにより、DeFiアプリケーションのひとつである分散型取引所（DEX）に関与しているコスモス（ATOM）は2020年から徐々に高騰していました。
2020年10月頃から仮想通貨全体が高騰しているため、コスモス（ATOM）も大きく値上がりして、2021年に入って急騰しています。
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コスモス（ATOM）を取扱う取引所
では、コスモス（ATOM）を取り扱う仮想通貨取引所を解説していきます。
ATOMは、2019年4月に中国最大手の取引所「バイナンス（Binace）」に上場しています。
仮想通貨コスモス（ATOM）は現時点、主要仮想通貨取引所バイナンスやBITTREX (ビットレックス)、FTX、Kraken (クラーケン)、BTCCなどの海外取引所に上場されました。
国内の仮想通貨取引所には、唯一仮想通貨コスモス（ATOM）を取扱っているのがGMOコインだけです。
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コスモス（ATOM）のステーキング
では、コスモス（ATOM）のステーキングを解説していきます。
Cosmos（ATOM）のステーキングは暗号資産（仮想通貨）Cosmos（ATOM）を保持することでリターンとしてATOMトークンを得ることができる仕組みです。平均で年間約10.3％の名目利回りを提供するCosmos（ATOM）は、あらゆるプルーフオブステーク（POS）暗号資産の中で最も高いステーキング報酬を提供します。
関連：暗号資産のステーキングとは？仕組み・特徴を解説！｜用語集
POS型のブロックチェーンとして、Cosmos（ATOM）はバリデータノード（検証ノード）がネットワークコンセンサスに参加することを可能にしています。また、ユーザーは自分のステークをこれらのノードの1つに委任して、トークン発行のシェアを獲得することができます。
Cosmos（ATOM）のステーキングのやり方は下記の記事でご参考ください。
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コスモス（ATOM）今後の見通し・将来性
続いて、コスモス（ATOM）の今後の見通し・将来性をチェックしましょう。
コスモス（ATOM）の歴史の項でも少し触れましたが、BinanceやOKEXといった大手取引所のブロックチェーンにもコスモスの技術が使われています。
2020年3月には、日本の自動車メーカーTOYOTAも、中古車販売に関するデータをブロックチェーン技術で連携させる試みで、ブロックチェーン（サイドチェーン）にCosmosの技術を採用することを発表しています。
このように、コスモスのブロックチェーン技術は様々な企業の注目と利用を集めており、今後も拡大していくのか注目されるところです。
より多くの大企業が採用すれば、需要は拡大し、価格はさらに上昇することが予想されます。
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コスモス（ATOM）の今後まとめ
今回は、コスモス（ATOM）の特徴や仕組み、稼ぎ方などを解説してきました。
BTCCでは現在、コスモス（ATOM）の無期限先物取引サービス（ATOMUSDT無期限先物）を提供しており、最大50倍のレバレッジが利用可能です。詳しくはBTCCの公式サイトでチェックしましょう。
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