WBTCとは?仮想通貨担保型のステーブルコインを解説|用語集

著者:c, dora
最終更新日:05/27/2022
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WBTC(Wrapped Bitcoin)は仮想通貨担保型のビットコイン(BTC)ステーブルコイン、つまりビットコインと価格が連動しているトークンです。

この記事では、WBTCとは何か、WBTCの特徴やメリット、ユースケースなどについて解説します。

WBTCとは?仮想通貨担保型のステーブルコインを解説

WBTCとは


WBTCとは「Wrapped Bitcoin」の事です。BitGoやKyber NetworkといったDeFi・暗号資産業界の主要な企業・組織によって開発されました。

WBTCについて簡単にまとめると「ERC-20のBTCステーブルコイン」と言えます。ERC-20である事から、イーサリアムブロックチェーンに構築されている様々なDeFiで利用可能です。

また、ビットコインを価値の担保に据えたステーブルコインです。WBTCのように仮想通貨を担保にしたステーブルコインは、仮想通貨担保型と言われています。これにより「ビットコインと価格が連動」しており、1WBTCは1BTCと同等の価値を持ちます。

実際に、WBTCを発行・購入したい方は、WBTCのプロジェクトに参加している取引所等から購入が可能です。

具体的な流れとしては、取引所・業者を通して、カストディアン(BitGo)にビットコインを預けて、預けた分のWBTCを発行・受け取ります。また、WBTCを扱っている取引所で、WBTCを購入する事も出来ます。

 

WBTCの特徴やメリット


  • ERC-20であるということ

まず、はじめに挙げられるWBTCのメリットは「ERC-20」の規格に沿ったトークンであるという点です。

WBTCのメリットは、最終的に全て「ERC-20」であるという点に帰結します。この点についてもう少し深堀りしていきます。

イーサリアムはそもそも「スマートコントラクト」という契約をブロックチェーン上で可能にするシステムが大きな特徴として知られています。イーサリアムブロックチェーン上で作成されるトークンは、ERC-20という規格で統一されている事により、互換性を持っています。そのため、イーサリアムのスマートコントラクトを用いて、開発されたDEX・レンディングプラットフォームに代表される各DeFi間の利便性は高いです。

しかし、暗号資産で最も大きな価値を持っているビットコインは、ERC-20に準拠していません。これにより、イーサリアムブロックチェーン上に構築されているDeFiとの相性が悪いのです。

 

  • ビットコインを保有したまま運用が出来る

上記したようなERC-20に準拠したWBTCを利用する事で、どのようなメリットがあるのか?という点についてご紹介していきます。

例えば、2021年に入ってからビットコインの価格は、大きく上昇しています。価格上昇が続いているビットコインを保有して、含み益を持っておきたいという方は少なくないはずです。

しかし、仮に保有しているビットコインを「DeFi等で運用したい」と思った場合、ERC-20に準拠した仮想通貨とビットコインを取引所等で、交換する必要が出てきます。

 

  • DeFi全体の流動性向上による利便性の向上

WBTCには、様々なイーサリアムブロックチェーン上に構築されているDeFi関連の企業・組織・プロトコルがパートナーとして参加しています。

参加といっても、シンプルにWBTCを扱っているだけや、DAOメンバーとして参加しているものもあり、その形は様々です。

DAOメンバーとは、WBTCの管理をしているメンバーの事です。WBTC全体としては、中央集権的な側面は否めないものの、DAOを導入する事で権限の分散化を図っているのでしょう。

 

WBTCのユースケース


WBTCの主なユースケースは、イーサリアムブロックチェーン上に構築されたDeFi等での運用です。

例えば、レンディング系のプロトコルで、レンディングによる利回りを期待したり、DEXにおける流動性の提供で報酬を貰うのも良いかもしれません。

運用の方法は非常に様々で、特に近年はDeFi関連の開発が活発なため、これからも運用の選択肢が増えていくでしょう。ただ、WBTCが利用出来るのはECR-20に準拠したプロトコルが中心です。つまり、イーサリアム以外のブロックチェーン上に構築されているプロトコルでは利用出来ない可能性もあるので、注意しましょう。

基本的に、WBTCでは「BCR-20に準拠したプロトコル」で利用する事が想定されています。

 

 

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