リップル裁判、2023年中についに決着か【XRP急騰材料】

米リップル社の最高経営責任者（CEO）であるブラッド・ガーリングハウス氏は3月2日、暗号資産（仮想通貨）であるXRPをめぐるリップル社と米国証券取引委員会（SEC）の裁判は、2023年中に決着する予定だと述べた。

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リップルとSECの裁判、リップルCEOの不満

リップル社とSECの間の裁判は、2020年末から2年以上続いている。

リップル社は、今年前半に判決が出るか後半に出るかなどの時期については、リップル社のコントロールの範囲外であるため、わからないとした。

ガーリングハウス氏によると、「裁判官は、この訴訟が重要な事件であり続けることを認識しなければならない」という。 また、SECが明確なガイドラインを示す前に訴訟などの強制執行を行い、取り締まりを行っていることに改めて疑問を呈した。

ガーリングハウス氏は、SECが仮想通貨業界を規制する方法についても批判的な態度を示した。同氏は、米国の規制の遅れが、消費者保護と仮想通貨産業の成長を両立させる規制体制を確立している外国への仮想通貨企業の流出を招いたと指摘した。

また、同氏は新たな技術革命として、仮想通貨は海外流出を避けるべきだと主張した。仮想通貨の中には証券とみなされるべきではないものもあり、仮にそのように規制された場合、取引や送金に障壁が生じることになる。

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リップル裁判の結果：リップルは勝てるか

リップル社とSECの裁判は2020年末から2年以上続いていたが、昨年9月に略式裁判の申し立てが認められた。略式判決に先立ち、双方のすべての主張が示され、今後数週間で決着がつくと見られている。

2020年末、米国の証券監督機関である証券取引委員会（SEC）は、仮想通貨リップル（XRP）を運営するリップル社を提訴した。 

訴訟の根拠として、SECは「XRPは仮想通貨ではなく、有価証券に該当する。それにもかかわらず、リップル社が有価証券の所定の手続きを踏まず、不特定多数にXRPを販売したことは違法である」と指摘した。

裁判では、XRPが有価証券にあたるかどうかが焦点となった。しかし、2018年にSECの職員であるウィリアム・ヒンマンが「リップルはXRPが証券を構成していないと述べた」と主張するなど、裁判が進むにつれ、概ねリップルに有利に傾いていった。

昨年9月、リップル社とSECの両社は、裁判を早期に終結させるため、手続き上および略式裁判の申し立てを行い、認められた。 略式判決に先立ち双方の主張がすべて示され、2023年前半に結審する可能性が高いと予想されている。

もしリップル社がこの裁判に勝てば、XRPの急騰材料になるはずだ。

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仮想通貨XRPのチャートと現在価格

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・リップル（XRP）の現在の価格

2023年3月現在、リップル（XRP）の価格は49.23円で、時価総額は2兆5085円となっている。

リップル（XRP）は現在、仮想通貨時価総額ランキングの6位に位置付けられている。

✔︎リップル（XRP）の価格情報（通貨単位：日本円）

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