仮想通貨USTC、一日で37%急騰　取引量は1,319%急増

CoinMarketCapによると、廃止されたテラ（Terra）チェーンのステーブルコインであるテラクラシックUSD（USTC）の取引量が1,300％以上と予想外に増加した。また、USTC相場が37％以上上昇したことで、投資家の間で憶測が広がっている。

USTC、過去24時間で37.26％上昇

仮想通貨TerraClassicUSD (USTC) が11日、0.05ドルで取引され、過去24時間で37.26％の上昇となった。ボラティリティが高まると、投資家や投機家が利益を求めてどんどん売買するため、通常、すべての市場において取引量が増加する。

本稿執筆時点では、仮想通貨USTCは0.0495で推移して、過去24時間比8.19％安となり、過去一週間比61.78％の高騰になっている。

このような動きが出てきた直接的なきっかけは不明だが、最近、LUNCとUSTCの買い戻しが一役買っている可能性がある。テラ・クラシックの投資者は、既存のUSTCを再編するために、アルゴリズムに基づいた新しい交換可能なトークン（USTN）を作るというアイデアを思いついたようだ。しかし、全く新しいLUNCトークンの鋳造を必要とするこの計画には、問題がある。

そこで、最大100億LUNCの供給を目指して、LUNCの作成を必要としない手法を提案する新たなリペグ案が浮上した。

バイナンス、25.8億LUNCがバーンされる

仮想通貨取引所大手のバイナンスは10日、25.8億LUNCがバーンされたと発表した。この発表を受けて、LUNC相場は一時10％下落し、その後上昇傾向に転じた。本稿執筆時点では、LUNCは3.13%上昇し、0.0003ドルに上がった。

関連：LUNCは10％急落、バイナンスが25.8億LUNCバーンの実施を公開

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