今日のビットコイン相場、9週続落から回転か
今日の暗号資産相場
30日の暗号資産(仮想通貨)市場は、金融市場の投資家心理の改善により反発した。
週足クローズで9週連続下落となったビットコイン(BTC)は、前日比4.4%高の30,185ドルと再び3万ドル台に回復した。一時先行指標化したイーサリアム(ETH)はサポートラインの1700ドル台で反転すると、アセンディングトライアングルを形成して上放れた。
ただ、現時点ではトレンド転換を判断するには早計だ。反転の兆しが見え始めた段階に過ぎず、信頼性は不十分との見方もある。
CoinMarketCapによると、28日にリバイバルプラン(復興計画)の一環で緊急エアドロップされた「テラ(LUNA)2.0」は上場直後に17.8ドル(2,260円)を付け、乱高下した後急落。 30日11時時点で67%安の730円台を推移する。
Terraform Labs社が開発した無担保型ステーブルコイン「TerraUSD ( UST)」のデペッグ騒動により、関連トークン「Luna」の前週比-99%の暴落のほか、担保資産にしていたビットコインも急落を招いた。
米国や日本株式市場の値動き
先週のニューヨーク株式市場が世界恐慌以来90年ぶりの8週連続の下落で売られすぎの水準になったことから、買い戻しの動きが出ている。
ダウ平均は前日比575.77ドル高(+1.7%)、ナスダックは前日比390.48ドル高(+3.3%)となった。
これを受けて、週明けの東京株式市場も軒並み上昇した。 日経平均株価は前営業日比527.67円高(+1.97%)と上昇した。
2021年にかけて発生した「金融緩和」バブルで株式市場や暗号資産(市場は暴騰したが、米連邦準備制度理事会(FRB)は2022年から高止まりしているインフレ抑制のため、「金融引き締め」が加速。 リスク資産市場に流れ込んでいた大量の資金が逆流した。
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