【W杯】ARGファントークンは30％暴落、アルゼンチンを食ったサウジNFT暴騰

4年に1度のサッカーの祭典「FIFA2022ワールドカップ」が開催される中、昨日（11月22日）サウジアラビアがアルゼンチンに2対1で勝利したことで、アルゼンチンサッカーチームのファントークン「ARG」が空売りされ、サウジアラビアを題材にしたNFTプロジェクト「The Saudis」のフロア価格が勝利により30％高騰するなど、サッカー熱は仮想通貨業界に広がっています。

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11月20日、4年に一度のFIFAワールドカップがカタールで開催され、激しくエキサイティングな試合は、すべてのサッカーファンの心に響いたことでしょう。 そして22日、アラビアチームがアルゼンチンを2対1で予想外の勝利を得て、仮想通貨業界はこの話題を中心にロングとショートの騒動となっています。

ARGトークンは売り優勢、アルゼンチンチームの負けが原因

スポーツとエンターテインメントに特化したブロックチェーンであるチリーズ（Chiliz/CHZ）は、アルゼンチンサッカーチームのファントークン「ARG（Argentine Football Association Fan）」を発行し、アルゼンチンチームの予想外の負けで強い空売りが発生しました。

アルゼンチンサッカーチームのファントークンARGは22日夜18時以降、高値7.22ドルから安値4.56ドルまで下落し、日中の振れ幅は45%に達しています。

本稿執筆時点では、仮想通貨ARGはわずかに反発し、5.05ドルと、その日のうちに30%以上下落しました。

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「The Saudis」30％上昇、取引量は1日で16倍増

この熱狂はNFT市場にも波及し、サウジアラビアのサッカーチームとは全く関係のない「The Saudis（意味：サウジアラビア人）」というNFTコレクションが、NFTのイメージがアラビアンであることから、瞬く間にヒット商品となっています。

サウジアラビアがアルゼンチンに勝利した後、「The Saudis」の取引量が16倍も急増しました。

NFTトラッキングサイト「NFTGO」によると、NFT市場全般の低迷にもかかわらず、サウジアラビアチームの勝利後に「The Saudis」が反発し、NFTシリーズの日中取引量は1600％急増、フロア価格は0.26ETHと38.2％増で、驚異的な上昇を示しました。

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