アルケミー、Dappsを構築できるツールキット「CW3D」を発表
Web3サービス開発のインフラを提供するアルケミー(Alchemy)は25日、Dapps(分散型アプリケーション)構築のためのツールキット「Create Web3 Dapp(CW3D)」を発表した。
Create Web3 Dapp(CW3D)とは
「クリエイトウェブ3ダップ(Create Web3 Dapp:CW3D)」は、フルスタックかつ無料のマルチチェーンツールキットのこと。
同社によると、「CW3D」を利用する開発者は、すでに確立されたテンプレートを使ってプロジェクトのプロトタイプを作成したり、提供されるコンポーネントから要素を選択して製品にカスタマイズしたりすることができるとしているとのこと。
アルケミーによると、「CW3D」は起動から4分以内にDappを構築することができるという。
また、「CW3D」では、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、アービトラム(Arbitrum)、オプティミズム(Optimism)などのEVM(Ethereum Virtual Machine)互換のWeb3対応アプリケーションを作成することが可能。
NFT Explorerは「CW3D」の重要なリソースとしても言及されており、開発者はNFTギャラリー、NFTミントページ、トークン残高パネル、NFTコレクション情報パネルなどの事前構築されたコンポーネントにアクセスすることが可能。
これにより、開発者は任意のウォレットアドレスが所有するNFTを検索し、指定されたコレクション内のすべてのNFTを表示することができるようになるという。
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アルケミーについて
アルケミーは、AWSがインターネット業界にもたらしたものをブロックチェーン業界にももたらすことを目指し、ブロックチェーンアプリケーションを簡単かつ効率的に開発するために必要なツールを開発者に提供する企業。
昨年8月より、日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワークと連携し、アルケミーがアスターのAPIと製品インフラを提供している。
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