バイナンス、ユーザーのための資産保険基金「SAFU」を補充

仮想通貨取引所最大手のバイナンスは9日、SAFU（Secure Asset Fund for Users：ユーザーのための資産保険基金）を補充したことを発表した。同社によると、SAFUの総額は現在約10億ドルとなっている。

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バイナンスによると、SAFUは2022年1月時点で約10億ドルの価値があったが、その後の価格下落により、最近では7億5千万ドルまで価値が低下している。

バイナンスの最高経営責任者であるCZ氏は9日、「最近の価格下落の後、バイナンスはSAFUの価値を再び10億ドルに引き上げました」とツイッターで語った。補足後の内訳は、BUSDとBNBで約7億ドル、BTCで3億ドルだという。

To adjust to recent price fluctuations, #Binance has topped up the #SAFU insurance fund to $1 billion USD equivalent again.

BUSD AND BNB address about 700m: https://t.co/OMoB6HeR6r

BTC address 300m: https://t.co/6kOJ1MZhMM

Transparency. 1/2

— CZ 🔶 Binance (@cz_binance) November 9, 2022

2018年以降、バイナンスはハッキングの際に顧客資産を守るためにSAFUを蓄積している。当初は、取引手数料の10％をSAFUとして安全なウォレットに保管すると発表していた。

SAFUウォレットのアドレスは公開されており、ユーザーは自分の資産がどこにどれだけ保管されているかをリアルタイムに確認することができる。

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