ビットコインマイニング会社Argo、2021年に291％収益増

ビットコインマイニング会社Argo、2021年に291％収益増

英ビットコインマイニング会社Argoは28日、2021年の収益総額が前年比291％増の1億110万ドルに達したと発表した。

Argoは2021年の収益について、ハッシュレートの「大幅な増加」、「ビットコイン（BTC）ネットワークの難易度の一時的な低下」、「2021年のビットコイン価格の上昇」を理由に挙げている。

2021年、Argoは前年比17％減の合計2,045ビットコインをマイニングしたが、同社は2020年にブロック報酬が半減したことに起因するとしている。決算発表によると、同社の暗号資産（仮想通貨）マイニングマージンは84％で、これもやはり年内のビットコイン価格と、中国の取り締まりを受けて世界的にハッシュレートが低下したことが大きな要因であるという。

同社は他にもいくつかの経営データを発表した。EBITDAは7140万ドル（前年比594％増）、純利益は4150万ドル（2033％増）、2021年12月時点での現金と暗号資産の総額は、当時のビットコイン価格に基づいて1億2490万ドルとなっている。

2022年3月時点で、Argoは2,700ビットコインとビットコイン等価物（1億2290万ドル相当）を保有している。Argoは英国ロンドンに本社を置き、ケベック州に2カ所、テキサス州にも1カ所の施設を持つ。

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