ブロックチェーン関連企業「BlockApps」、4100万ドルを調達

BlockApps、ブロックチェーン向け4100万ドルを調達

エンタープライズ・ブロックチェーンを提供するBlockAppsは、開発チームの増強と市場参入戦略の加速のため、4100万ドルの資金調達を行ったと発表した。

この資金調達はLiberty City Venturesが主導し、Morgan Creek Digital、Eidetic Ventures、Givicなどが新たに参加投資家となった。既存の投資家であるConsenSys、Bloccelerate、Fitz Gate Ventures、Arab Angels、Kenetic Capital、およびPropelXも参加した。

BlockAppsは今回の資金調達により、パートナープログラムを拡大し、同社の業界をリードするエンタープライズブロックチェーンのSTRATOに、より多くの実資産を取り込む予定だ。

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エンタープライズ・ブロックチェーンについて

エンタープライズ・ブロックチェーンは、この種の他のネットワークと同様に機能するが、そのデータの可視性を一部の人に制限する方法を除き、ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）のようなパブリックネットワークよりも参加者にプライバシーを提供することができる。これらのブロックチェーンは、サプライチェーンの追跡などのプロセスを合理化する取り組みに利用することができる。

BlockAppsは2015年にインキュベートされた。特に今日のサステナビリティの課題やサプライチェーンの複雑性をナビゲートする際に、世界最大の課題を解決し、業界にブロックチェーン技術で何が可能かを再考させることに焦点を当てている。

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2015年にマイクロソフトのAzure上でSTRATOを立ち上げて以来、バイエル・クロップサイエンス、米国政府、シェブロンやエクソンモービルといった大手エネルギー企業のグループであるブロックチェーン・フォー・エネルギーなどが顧客として名を連ねている。

この14カ月で、BlockAppsは食品や農産物を種からトレースするアプリケーションを発表した。また、企業向けの炭素データ管理製品も発表している。

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