ブロックチェーン開発会社Oasys、コンセンシスとの提携を発表
ブロックチェーン開発会社Oasysは22日、コンセンシス(ConsenSys)社と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
Oasys、コンセンシス社と提携
Oasysはゲームに特化したブロックチェーンの開発を取り組んでいる。コンセンシス社は世界で3000万人が利用する暗号資産(仮想通貨)ウォレットのメタマスク(Metamask)を手がけている。今回の発表によると、コンセンシス社はOasysに対してインフラ面でサポートを行う。Oasysはメタマスクの使用を推奨することでコンセンシス社を支援する。
Oasysは、ゲームに特化したPOSを採用するブロックチェーンプロジェクトで、チェーンを運用するバリデータは、バンダイナムコ研究所などのゲーム会社やWeb3企業を含む21社で構成されている。
メタマスクは、3000万人以上の月間アクティブユーザー(MAU)を抱える最も人気のある仮想通貨ウォレットだ。Oasysによると、アジアを中心にブロックチェーンゲームが普及する中、ゲームプレイのための仮想通貨用ウォレットの開設や、ブロックチェーンゲームへの接続の複雑さがユーザーにとっての課題となっている。今回の提携には、Oasysのメインデベロッパーであるdoublejump.tokyoも参画するという。
コンセンシス社、資金調達
コンセンシス社はジョセフ・ルービン氏が立ち上げた企業で、同氏はイーサリアム(ETH)ブロックチェーンの開発に深く関与してきた。同社は2020年に、米銀最大手のJPモルガン・チェース(JPM)が開発してきたブロックチェーンの「Quorum」を買収した。同時に、JPMから戦略投資を受けている。
また、同社は22年4月、新たに4億5000万ドル(約609億円)の資金を調達し、企業評価額が70億ドル(約9480億円)に達したことがわかった。
- ご利用規約
クイックリンク
リスクについての注意事項:仮想通貨取引は明るい展望を持つ新産業です。その価値は国によって保証されず、また急な変動で損をする可能性がございます。特にレバレッジ取引では、獲得可能な利益が増えた一方でリスクも大きくなります。仮想通貨業界、レバレッジ取引、取引ルール等を十分に理解した上でご利用ください。なお、取引に参加する際は負担可能な範囲内で取引をすることを推奨いたします。取引にはリスクが伴います。市場に参入する際には、慎重に行動してください。
世界で最も歴史のある取引所 安定運営13周年 © 2011-2024 BTCC.com. All rights reserved