Coinbase、NFTマーケットプレイスβ版が誰でも利用可能に

Coinbase、NFTマーケットプレイスβ版が誰でも利用可能に

米大手暗号資産（仮想通貨）取引所Coinbaseは、最初のローンチからわずか2週間で、NFT（非代替性トークン）マーケットプレイスのβ版をすべての見込みユーザーに開放すると発表した。

同暗号資産取引所は4日、ツイッターで「オープンベータであることは何を意味するのでしょうか？それは我々がまだ製品に多くの機能を追加するために取り組んでいますが、公共の場で私たちが構築するのを助けるためにユーザーのために熱望していることを意味します」と述べた。

同社のNFTマーケットプレイスは、2021年10月の150万人のウェイティングリストから選ばれたユーザーだけに公開されていた。この2週間、その選ばれたユーザーはNFTを売買することができた。それ以外の人は、アクセス権だけを持っていた。

また、同NFTマーケットプレイスでは、ネットワーク上でコミュニティが参加することも可能となった。「私たちは、NFTを売買できるマーケットプレイスを構築していますが、より重要なのは、ユーザーが関与できることです。クリエイターと関わることもできますし、コレクターと関わることもできます。そして、そのNFTを中心としたコミュニティで、コレクター仲間と関わることができます。これは、私たちの戦略の重要な部分です」とSaxena氏は記者会見で説明した。

他の暗号資産取引所も、NFTマーケットプレイスを立ち上げ

バイナンス、Okcoin、FTXを含む他の暗号資産取引所も、独自のNFTマーケットプレイスを立ち上げている。

2週間前のブログ投稿で、Coinbaseは今後のNFTマーケットプレイスに関する計画を概説した。

「今後数週間、数ヶ月の間に、我々はより多くの機能を追加し、徐々にWeb3.0ソーシャルマーケットプレイス向けのビジョンをもたらすでしょう。私たちは、ドロップ、ミンティング、トークン・ゲート・コミュニティ、そしてCoinbaseアカウントまたはクレジットカードでNFTを購入するオプションを追加する予定です。また、複数のチェーンにおけるNFTのサポートも追加する予定です。そして時間をかけて、Coinbaseの技術から分散型ソリューションに移行することで、より多くの機能を分散化する予定です」という。