コインベース、MakerDAOの収益を2400万ドル増加させるガバナンス案を発表
大手仮想通貨取引所コインベースは6日、MakerDAOのガバナンスフォーラムにおいて、Maker(メーカー)の16億ドルの「Peg Stability Module(PSM)」の33%をコインベースプライムのエスクロー口座に移し、Maker(メーカー)の収益を約2400万ドル増加させる提案を発表した。
この提案が可決されれば、5億2800万ドルのUSDCに対して年率1.5%の利回りがMaker(メーカー)に支払われることになる。
Maker(メーカー)のPSM
Maker(メーカー)のPSMは、DAI(ダイ)価格を1ドルにハードペッグするために設計され、2020年のCovidクラッシュの際にペグが1ドルを超えたのをプロトコルが確認した後に開始された。これは、クラッシュ時にイーサリアム(ETH)が40%以上下落したことによるローン清算のための需要が高まったためである。
adcvは、Maker(メーカー)の現在のPSMの資産配分は「非常に投資不足」であり、「プロトコルのリスクを取る能力とステーブルコインとしての魅力が低下する」と書いている。
この提案が通れば、Maker(メーカー)はコインベースへのPSMの割り当てにかかるカストディ手数料をゼロにし、「コインベースプライム」を通じて割り当てられたUSDCを自由に鋳造、バーン、引き出し、ほぼ瞬時に決済できるようになる。
この提案は、Maker DAOのバランスシート内の遊休資産で収益を上げる戦略的な動きだ。
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