コインチェック、メタバース都市「Oasis MARS」をOthersideに制作
暗号資産(仮想通貨)とNFT(非代替性トークン)の取引サービスを運営するコインチェックが、メタバース(仮想空間)のOthersideに「Oasis MARS」と名づけた都市を制作すると発表した。世界的に注目を集めているメタバースに関連する事業開発を加速させる。
Othersideとは
Othersideとは、NFTコレクションの「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を手がけるYuga Labsと、NFTなどのデジタル資産領域で投資を行うアニモカブランズ(Animoca Brands)がプロデュースするメタバース。
Othersideは、ユーザーが主導するオープンプラットフォームとして今年4月に誕生し、5.5万区画の土地「Otherdeed」が販売された。コインチェックは5月にその土地の一部を取得し、翌月に土地販売を行った。
コインチェック、メタバース関連事業の開発を加速
コインチェックは、ブロックチェーン技術を活用するメタバースにおいて都市開発を行う「Oasis」プロジェクトを進めており、メタバースとNFTを組み合わせたユーザー体験の創造を進めている。
同社はこれまで、メタバースゲームの「The Sandbox」で「Oasis TOKYO」を、同じくメタバースゲームの「Decentraland」で「Oasis KYOTO」の制作を開始してきた。
メタバース市場の見通し
世界のメタバース市場は今後、安定的に拡大していくと言われている。
ReportLinkerが5月にまとめたレポートによると、メタバースの市場規模は、2027年までに現在の618億ドルから4269億ドルに拡大するという。同期間の成長率は年率で47%となる。
「市場成長をけん引する要因として、VR、AR、MR、暗号資産、5G、IoT(モノのインターネット)などの技術領域における事業機会の増加があげられる」と同レポートは指摘している。
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