ヘデラ、DeFiをテーマに1.55億ドルのファンドを成立へ
2022/03/30著者:
DeFi(分散型金融)アプリケーションにおけるヘデラネットワークの利用を促進するため、HBAR財団が1.55億ドル(約189億円)相当の開発ファンドを立ち上げることがわかった。
HBAR財団は、ヘデラ運営審議会により21年に設立された団体。開発者やスタートアップ企業などに助成金を提供することで、様々な分野でへデラネットワークの開発やエコシステムを加速させることを目的としている。同財団の29日の発表によると、クリプト・エコノミー・ファンドというこの新ファンドは「ヘデラ・ネットワークへの、そして同ネットワーク内でのアクセシビリティ向上」に注力し、より広範なHBAR経済全体の成長も加速させる予定。
「利益創出の機会を設けることに加えて、モバイルやクレジットカードを通じた法定通貨入金ルートも引き続き優先事項となる」という。流動性ステーキングでは、報酬と引き換えに資産を預け入れ、同時にその資産をDeFi分野における他の機会の担保として利用できる。
DeFi特化型ファンドの資金のうち、6000万ドルは、同ネットワーク上でのDeFiプロトコルの開発を促進するため分散型取引所の流動性報酬として使われる予定。へドラ・トークンのいわゆる流動性ステーキングを手掛けるプロジェクトであるステイダー・ラボは、この新ファンドから最初に助成金を受け取るものだ。
暗号資産(仮想通貨)の時価総額ランキング38位のへドラは、UTC12時49分時点で1HBAR=0.248ドル付近で上下し、1週間で約17%急上昇している。
ステイダーは21年11月にプロジェクトを成立してからわずか10週間でTVLが8.2億ドル(約998億円)に達し、3万人を超えるユーザーが参加したという。
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