DeFi関連企業「BloXroute」、ソフトバンク主導で7000万ドル調達
DeFi関連企業「BloXroute」、7000万ドルを調達
DeFi(分散型金融)取引用のツールを提供する米暗号資産(仮想通貨)企業BloXrouteは、ソフトバンクなどが主導するシリーズBラウンドで7000万ドルを調達したことがわかった。
ソフトバンク以外に、大手ベンチャーキャピタルのDragonfly Capital、ParaFi Capital、Lightspeed Venture Partners、GSR、Jane Street、Flow Tradersなども今回の資金調達を参加している。今回の資金調達の一環として、SoftBank Investment Advisorsの投資ディレクターであるRobert Kaplan氏がBloXrouteの取締役に就任している。
シカゴに拠点を置くBloXroute社は現在、約30名の従業員を抱え、近い将来には100人にまで拡大していくとしている。BloXroute社の共同創業者兼CEOのUri Klarman氏は、「これは株式による資金調達で、BloXrouteのチーム拡大と事業拡大に貢献するものです」と述べた。
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DeFi関連企業「BloXroute」
2018年に設立されたBloXrouteは、自らを「Flash Boys for DeFi」と称し、遅いライバルより先に取引を勝ち取るトレーダーを支援する。BloXrouteは、そのブロックチェーン配信ネットワークにより、ユーザーはネットワークの混雑を回避し、売買注文などの重要な取引情報を迅速に受け取ることができるという。
BloXroute社はブロックチェーンに依存しないプラットフォームで、イーサリアム、BNB Chain、Polygonなど複数のネットワークをサポートしている。
今回のシリーズBラウンドにより、BloXroute社のこれまでの資金調達総額は9500万ドルに達した。同社の評価価値についてはまだ明らかしていない。
BloXrouteのこれまでの資金調達ラウンドは、将来のトークン(SAFT)販売に関する単純な合意によって調達された。しかし、同社はトークン発売の計画を破棄したようだ。
ブロックチェーン関連のスタートアップ企業が記録的なベンチャーキャピタルの資金を調達し続けている。今年これまでのところ、そうした新興企業は合わせて数十億ドルの資金を調達している。
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