イーロン・マスク氏、ツイッターの取締役への就任決定を撤回

イーロン・マスク氏は、ソーシャルメディア企業のツイッター社の取締役会に参加しないことを発表した。この決定により、ツイッター社への出資比率を14.9%より高めることができなくなる。

ツイッターのCEO（最高経営責任者）であるパラグ・アグラワル（Parag Agrawal）氏は、10日遅くにツイッターでイーロン・マスク氏の辞任を発表した。アグラワル氏はマスク氏の決断について説明しなかったが、”最善である “と考えていると述べた。

イーロン・マスク氏がツイッターの9.2%の株式を購入した後、アグラワル氏がイーロン・マスク氏にツイッター社の取締役就任を提案したが、5日後イーロン・マスク氏が就任しないことをSNSで明らかにした。

「我々は協力することに興奮し、リスクについても明確にした。また、イーロン・マスク氏は、他の取締役と同様に、会社と株主の利益のために行動しなければならない。それが最善の道であると信じている」とアグラワル氏は取締役会で発表した。

イーロン・マスク氏の就任は、4月9日に「経歴確認と正式な受諾」を受けなければならないが、イーロン・マスク氏は同日中にツイッター社に辞任決定を伝えた。

現在、イーロン・マスク氏は依然としてツイッターの筆頭株主であり、アグラワル氏は、同社は今後もイーロン・マスク氏の意見を受け入れると述べている。

参考：the block