マスク氏、ツイッターのアイコンをBAYC NFTに変更

イーロン・マスク氏、ツイッターのアイコンをBAYC NFTのコラージュに変更

テスラCEOでツイッター社の買収を進めているイーロン・マスク氏は4日、SNSのプロフィール写真を複数のBAYC（Bored Ape Yacht Club）NFT（非代替性トークン）を使った合成画像に変更した。

4日の朝の時点で、マスク氏のツイッターのアイコンには、中央に「Ape 5809」を中心とした数十匹のBored Apesの写真が掲載されていた。

マスク氏がこの変更を行った直後、オークション会社サザビーズの現代美術専門家であるマイケル・ブハンナ氏がツイッターで、この画像を使用していることを訴えた。ブハンナ氏は、9月にサザビーズが2400万ドルで販売した「101匹の退屈な猿」のために、「Ape 5809」を含むこの画像を作成したという。

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ツイッターで9000万人以上のフォロワーを持つマスク氏は、その後、NFTのユニークさの本質について冗談を言ったようで、「どうなんだろう…なんだかカビ臭い気がするけど」と投稿した。

BAYC、最も人気のあるNFTコレクションの1つ

Bored Ape Yacht Club（BAYC）は、昨年のプロジェクト開始以来、Serena WilliamsからJimmy Fallon、Snoop Doggまでの著名人がNFTサイマーを手にし、最も人気のあるNFTコレクションの1つとなっている。NFTマーケットプレイスOpenseaによると、「Ape 5809」を保有するウォレットは他にも41枚のNFTを所有している。

暗号資産取引所コインベースのデータによると、Bored Apeの制作者Yuga Labsが立ち上げたトークンであるapecoinの価格は、マスク氏のプロフィール写真の切り替えを受けて急騰し、EST時間午前6時55分に20％上昇して17.64ドルになった。その後、その上昇分をほぼすべて手放した。

Yuga Labsは、同社のメタバースプロジェクトであるThe Othersideが4月30日に3時間後に55,000の「Otherdeed land NFT」をすべて売り切った後、週末に精査されるようになった。このミントは、イーサリアム（ETH）のユーザーが同時にNFTを購入しようとひしめき合い、ネットワークの取引手数料を使って互いに出し抜くというガス戦争に発展した。

イーロン・マスク氏、440億ドルでツイッターを非公開買収

イーロン・マスク氏がツイッターを非公開にするという440億ドルの入札を受け入れて以来、マスク氏がソーシャルネットワークにどのような影響を与えるかについて議論が交わされてきた。一部のコメンテーターが落胆の反応を示す一方で、マスク氏はスパムボットなどの問題に対処しようとしているため、プラスの影響を与えるかもしれないと指摘する声もある。

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英議会委員会は4日、ツイッター社の買収案について話すようマスク氏を招待した。デジタル・文化・メディア・スポーツ委員会の責任者であるジュリアン・ナイト氏は、プラットフォーム上の全ユーザーに認証を展開する計画について、党派を超えたグループから質問を受けるようマスク氏に依頼し、ナイト氏は委員会の独自の提案に共鳴すると述べた。