イーサリアムマージが起動され、PoWからPoSへ移行
イーサリアム(ETH)はマージ(Merge)を起動し、取引はプルーフ・オブ・ステーク(PoS)で処理されるようになった。
イーサリアムマージが起動された
イーサリアムマージ(The Merge)は、15日15時44分(日本時間)にイーサリアムのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)上で合意されたTotal Terminal Difficulty(TTD)において起動された。 TTDは、取引に必要なブロックを生成することがどれだけ難しいか、そしてこれが時間の経過とともにどのように推移してきたかを総合的に示す指標だ。
最初のエポック(epoch)は15時59分に確定された。これは、コア開発者が、アップグレードが計画通りに進んでいるかどうかを確認するために注目していた重要な展開だ。
イーサリアムマージとは?
イーサリアムマージは2020年から開発が進められており、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)への移行における2番目かつ最後のステップとなる。
ETHマージはブロック生成にプルーフオブステーク(PoS)のビーコンチェーン(Beacon Chain)を使用することに正式に切り替わることを意味する。また、イーサリアムマージは、報酬のためにコンピューティングパワーを使ってブロックを生成するマイニングから、取引の検証のために競争環境がなくなるバリデーションへの移行を意味する。
すべてが計画通りに進めば、「The Merge(ザ・マージ)」はブロックチェーン・ネットワークの安全性を確保するために使用されている基本的なコンセンサス・メカニズムを永久に変更するため、イーサリアムにとってこれまでで最大の瞬間となる。
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イーサリアムマージの今後
イーサリアムの開発者は今後、ロールアップによってブロックチェーンのスケーラビリティを高めることに注力する。
ロールアップはしばしばレイヤー2ネットワークと呼ばれ、それぞれのチェーン上の取引を束ね、イーサリアム上で一括して決済する。
この分割アプローチにより、レイヤー2はイーサリアムのセキュリティの恩恵を受けながら(多少の妥協はあるものの)、非常に安価で高速な取引を実行することができる。
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