米FRB、報告書で「ステーブルコインの構造的な脆弱性」を警告

著者:c, dora
最終更新日:05/10/2022
BTCCが選ばれる理由
BTCCは、仮想通貨分野のベテランプレーヤーとして、10年以上にわたるプラットフォーム運営と深い業界経験により、確固たる信頼基盤を確立しています。BTCCは経験豊富な専門アナリストチームを誇り、鋭い市場洞察力とブロックチェーン技術への深い理解を活かして、ユーザーに的確な市場分析と投資戦略を提供しています。一方、BTCCは厳格な編集基準を遵守し、すべてのレポートと分析が事実に基づき、客観性と公平性を追求することで、投資家に信頼できる権威ある洞察を提供しています。急速に変化する仮想通貨市場において、BTCCはその安定性、専門性、先見性により、多くの投資家や愛好家にとって不可欠なパートナーとして際立っています。

米FRB、報告書で「ステーブルコインの構造的な脆弱性」を警告

米連邦準備制度理事会(FRB)は、新たに発表した「金融安定化に関する報告書」の中で、ステーブルコインの構造的な脆弱性により、取り付け騒ぎが発生するリスクがあると警告した。

 

米FRBは9日に発表した「金融安定化に関する報告書」の中で、現在の金融システムにおけるリスク分野、特に資金調達について、ステーブルコインだけでなく、一部のマネーマーケットファンドや債券も取り上げている。

 

FRBの報告書の中で、「一部の種類のマネー・マーケット・ファンド(MMF)とステーブルコインは、流動性や透明性が依然として弱い。国内銀行の資金調達リスクは低いが、一部のマネーマーケットファンド、債券、ステーブルコインには構造的な脆弱性が残っている」と指摘した。

 

暗号資産(仮想通貨)市場や世界の株式が幅広く売られる中、総供給量で最大のステーブルコインの一つであり、アルゴリズムによるステーブルコインでもある「TerraUSD(UST)」が米ドルとのペグ維持に苦戦していることから、このタイミングでの同報告書は非常に注目される。

関連:【テラ創設者】BTC急落の場合、ステーブルコインUSTへの影響

 

FRBの研究者は、1月にステーブルコインのリスクとメリットに関する研究結果を発表した。特に、去年11月に大統領ワーキンググループがステーブルコインのリスクを抑えるための新たな法律を求める報告書を発表して以来、ステーブルコインのリスク規制は政策決定界隈で重要性を増している。

 

同報告書では、議会がステーブルコイン分野を対象として新たな法律を制定しない場合、金融安定監督評議会(FSOC)がステーブルコインの監督に乗り出す可能性があるとされている。

関連:英国、決済用ステーブルコインを規制へ

会員登録して仮想通貨投資を始めよう

AppleストアまたはGoogleプレイでBTCCアプリをダウンロード

BTCCの公式SNSをフォロー

QRコードを読み取りアプリをダウンロード