SEC仮想通貨規制の元責任者、アラメダCEOの弁護を担当

米証券取引委員会（SEC）の仮想通貨規制の元責任者が、アラメダ・リサーチのCEOキャロライン・エリソン氏の弁護を担当すると、ブルームバーグが12月10日に報じた。

アヴァキアン氏、アラメダCEOの弁護を担当

キャロライン・エリソン氏の弁護は、ステファニー・アヴァキアン氏と国際法律事務所ウィルマーヘイルの弁護士団が担当する。アヴァキアン氏は現在、同法律事務所の証券・金融サービス部門を率いている。以前は米国証券取引委員会の執行部長として、仮想通貨に対する監視を強化し、ロビンフッド（Robinhood）やリップル（Ripple）社に対して訴訟を起こした。

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同法律事務所のウェブサイトによると、「ステファニー・アヴァキアン氏は、約1,400人の専門家とスタッフを監督していた。同氏が率いた4年間で、SECは3,000件以上の訴訟を起こし、違反者が支払った170億ドル以上の罰金と利息を求める判決や命令を獲得し、影響を受けた投資家に約36億ドルを返還した」と述べている。

アヴァキアン氏のリーダーシップの下、インサイダー取引、金融詐欺、情報開示違反、監査人および会計問題、市場構造、資産管理、海外腐敗行為防止法など、幅広い問題に取り組んだ。

また同氏は、Initial Token Offering、デジタル資産、サイバーセキュリティなど、今日の市場の最前線にある新しい問題に立ち向かう執行部門を率いていた。

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