FTX、仮想通貨のマイニング企業の買収を前向きに検討
FTXのCEO、マイニング企業の買収を検討
暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの共同創業者兼CEOのサム・バンクマン-フリード氏は1日、仮想通貨業界に広がる悪影響を食い止めるため、危機に直面しているビットコイン(BTC)などをマイニング企業の買収を前向きに考えていると、ブルームバーグのインタビュー記事で語った。
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同氏は「仮想通貨のマイニング業界について考えるとき、マイニング機器を借入金の担保にしていたマイニング企業が存在する限り、業界内の悪影響を広げる可能性を多少は持っていることになる」と述べた。
また、バンクマン-フリード氏は「我々にとって本当に魅力的なチャンスが訪れるなら、間違ってもチャンスを損なうことはしたくない」と付け加えた。
インタビュー記事公開後、同氏はツイッターで「特にマイニング企業を考えているわけではなく、もちろん、どのような企業とも喜んで会話する」と語った。
今年3月下旬にBTCCが報じたように、FTXはグッドラックゲームズ(Good Luck Games)を非公開の金額で買収したことを発表した。これは、進展している暗号資産エコシステムでその事業範囲を拡大する同社の計画の一環として行われた。
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仮想通貨のマイニング業界の動き
CoinDeskと業界関係者がまとめたデータによると、仮想通貨のマイニング企業は北米全域での巨大施設の建設資金として20億ドル〜40億ドルの負債を積み重ねた結果、追い証や債務不履行に直面している。多くマイニング企業の株価は、年初から70%以上下落している。
仮想通貨取引所FTXは1日、暗号資産レンディング大手のブロックファイ(BlockFi)に4億ドル(約540億円)の信用枠を提供、同社を2億4000万ドル(約325億円)で買収する可能性があると発表している。
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