インスタグラム、NFT対応を試験的に開始か

インスタグラム、NFT対応を試験的に開始か

米メタが所有するソーシャルメディアプラットフォームであるインスタグラムは、いくつかの主要なブロックチェーンネットワークからの非代替性トークン（NFT）を対応し、早ければ9日にNFT対応を試験的に開始することが分かった。CoinDeskが報じた。

NFT対応の実験は早くて9日から米国の一部ユーザーを対象に行う模様。イーサリアム（ETH）のほか、ポリゴン（MATIC）、ソラナ（SOL）などの主要ブロックチェーンに対応する見込みだ。4つのチェーンに対応するすべてのNFTがローンチでサポートされるかどうかはまだ明らかしない。

なお、大手SNSツイッターでも1月よりNFTをプロフィール画像に設定する機能を導入。当初は有料版のユーザーに限定されていたが、現在は全てのユーザーに機能は公開されている。

関連：米メタ社、メタバースでNFT販売　最大47.5%の課金へ

米メタのマーク・ザッカーバーグCEOは3月のSXSWで、NFTがインスタグラムに登場すると発言しており、フィナンシャルタイムズの以前の報道を裏付けていた。メタ社は先月27日、2022年第1四半期の決算を発表し、同社のメタバースに注力する「Reality Labs」部門が29億ドルの損失を計上したことを報告した。前年同期比18億ドルの損失を上回ったことになる。

関連：米メタ社のメタバース事業、22年Q1決算で29億ドルの損失を報告