Lido Finance、イーサリアム2.0の開発に600万ドルを充当

Lido Finance、イーサリアム2.0の開発に600万ドルを充当

暗号資産（仮想通貨）イーサリアム（ETH）などのステーキングソリューションを提供するLido Financeのガバナンスフォーラムは、プロトコルギルド（Protocol Guild）を通じてイーサリアムプロトコルの貢献者を約600万ドル規模で支援することを決議した。

プロトコルギルドは、特にイーサリアム2.0（合意レイヤー）での開発活動を支援する公共財の資金調達コンセプトに対する新しいアプローチと言われている。これは、イーサリアムのコアプロトコルの貢献者に自律的な募集、維持、報酬メカニズムを提供するために設計された資金調達ツールデザインだ。

イーサリアム2.0における現在の公共財資金調達プロトコルのほとんどは、助成金や遡及的資金調達プログラム（Optimism遡及的公共財資金調達など）を中心に据えている。

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プロトコルギルドは、現在のアプローチには大きな限界があり、その適性を妨げていると批判している。その1つは、特に遡及的な資金提供の場合、前方視的でないことだと主張していいる。また、プロジェクトやチームによる開発を優先する設計のため、個々の貢献者に利益がもたらされないという批判もある。

プロトコルギルドは、イーサリアムのプロトコルを維持するために、より持続可能な公共財の資金調達メカニズムを提供するとしている。この持続可能性の一部には、個人とチームの両方をサポートするだけでなく、イーサリアムのコアコードベースを改善するための金銭的インセンティブを作成することが含まれている。

Lido Financeは、このイニシアチブに200万のLDOトークンを割り当てる。現在のLDOの価格では、この助成金はほぼ600万ドルに相当する。

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