ビットコイン主要創設者、ハッキング被害で約5億円のBTCを損失

仮想通貨ビットコイン（BTC）の主要創設者であるLuke Dashjr氏は、12月31日のハッキング事件により、個人的に所有する217BTC（約4億7000万円相当）が失われたことをTwitterで表明した。

https://twitter.com/LukeDashjr/status/1609613748364509184?s=20&t=i2wp8YwdCHylE1gdQmVwpw

ハッキング被害でコールドウォレットからビットコインを不正流出

Luke Dashjr氏によると、12月31日にコールドウォレットで所有していたビットコイン（BTC）が4回のトランザクションで不正に流出したという。

Dashjrは、何らかの理由で秘密鍵が外部からアクセス可能な環境に放置されていた可能性を指摘し、PGP鍵が漏洩した後にPC全体が乗っ取られた可能性を推測している。

本来コールドウォレットの性質上、「秘密鍵」をインターネットから隔離して保管するため、インターネットを介したハッキング被害を物理的に防ぐことができる。現時点では、不正流出の正確な原因はまだ判明していない。

今回盗まれた216.93BTCを保有するウォレットアドレスは判明しているため今後も追跡される。

大手仮想通貨取引所であるバイナンスのCEO、チャンポン・ジャオ（CZ）氏は、同社のセキュリティチームが状況を監視し、必要に応じて口座凍結などの措置を講じると述べている。

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