メタマスク、Apple Payで仮想通貨の購入に対応
主要暗号資産(仮想通貨)ウォレット「メタマスク(MetaMask)」は29日、最新モバイル版アプリアップデートv4.3.1がリリースされ、iOS版ウォレット上でApple Payを使って仮想通貨を購入することができるようになった。
仮想通貨の購入は、決済サービス「Wyre」を介して行われ、Apple Pay対応のビザ及びマスターカードのデビットカードとクレジットカードが利用可能だ。
現在、購入可能な通貨はイーサリアム(ETH)のみで、他の仮想通貨通貨への対応に関してはアナウンスされない。Apple Payのほか、ダークモードも導入。また、ガスレス(ガス不要)のトランザクションを提供するプライベートブロックチェーンやプロジェクトにも対応し、ガス不要で取引することができるという。
購入限度額は、1週間あたり1,000ドル(約12万円)、1年間あたり7,500ドル(約92万円)となっており、手数料は「3.9% + 0.3ドル + ガス代」に設定。仮に12万円のETHを上記方法で購入すると、手数料は「約4700円 +ガス代」となる。
最新アップデートではプライベートブロックチェーンやプロジェクトにも対応しており、ガス代不要でのトランザクションが部分的に可能となる。メタマスクはイーサリアム関連の大手開発企業ConsenSys社が運営するウォレット会社による主力製品で、今年の1月のアクティブユーザー数は3,000万を超えていた。
今回発表されたMetaMaskでの仮想通貨の購入は取引所を介さずに行えるため、取引所の監視対象から外れることが予想される。
- ご利用規約
クイックリンク
リスクについての注意事項:仮想通貨取引は明るい展望を持つ新産業です。その価値は国によって保証されず、また急な変動で損をする可能性がございます。特にレバレッジ取引では、獲得可能な利益が増えた一方でリスクも大きくなります。仮想通貨業界、レバレッジ取引、取引ルール等を十分に理解した上でご利用ください。なお、取引に参加する際は負担可能な範囲内で取引をすることを推奨いたします。取引にはリスクが伴います。市場に参入する際には、慎重に行動してください。
世界で最も歴史のある取引所 安定運営13周年 © 2011-2025 BTCC.com. All rights reserved