米証券取引委員会、Teucrium社のビットコイン先物ETFを承認

米SEC、四番目のビットコイン先物ETFを承認

6日、米国証券取引委員会（SEC）は、上場投資信託プロバイダーであるTeucrium Trading社が申し込んだビットコイン(BTC)先物ETFを承認したことがわかった。

Teucrium Tradingは、米SECに申請を提出したのが昨年の5月だ。承認を受け、ニューヨーク証券取引所のArca（アルカ）取引所に上場される。Teucrium Tradingのビットコイン先物ETFはSECが承認した四番目のビットコイン先物ETFだ。

Teucrium社は主に農産物のETFのプロバイダーだ。2012年に米国で初めて農産物コモディティのETFを立ち上げ、砂糖ファンド、小麦ファンド、大豆ファンドなどを運用している。

インバース型ビットコインETFの申請も

米SECが初めて承認したビットコイン先物ETFのプロバイダーであるProSharesは、SECにインバース型のビットコイン先物ETFの申請を5日に行った。

同ETFは-1xのレバレッジでカナダで取引されるHorizons ETFに対し、ショートポジション（空売り）を取るものだ。

昨年のビットコイン先物ETFの承認を受け、いくつかの企業がインバース型のビットコイン先物ETFを申請したが、SECはそれらを承認しない方針を示した。