テザー社、ブラジルで24,000台の仮想通貨ATMでUSDT取引を提供

著者:c, dora
最終更新日:10/21/2022
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テザー社は、ブラジルの大手仮想通貨サービスプロバイダーであるSmartPayとの提携により、今年11月3日からブラジル国内の約24,000台の仮想通貨ATMでデザー(USDT)の取引に利用できるようになることが明らかになった。

 

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テザー社の声明によると、ブラジルの居住者や観光客は、地元の「Banco24Horas ATM」という仮想通貨ATMでステーブルコインのUSDTをブラジルレアルに交換できるようになる。「Banco24Horas ATM」はブラジルでのショッピングモール、食料品店、ガソリンスタンドなどの人通りが多い場所に幅広く設置されている。USDTは、市場全体で3番目に大きい時価総額を誇る仮想通貨である。

 

SmartPayによると、今回の動きは「何百万人もの人々にデジタル通貨エコシステムと新たな金融革命への機会及びアクセスを提供すること」という理念に基づくものであるという。

 

デザー社の最高技術責任者であるパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏は、今回の動きについて、「決済業界だけではなく、ブラジルの金融エコシステム全体に大きな変化をもたらす可能性がある」と述べ、今後の需要高まりに期待を寄せている。

 

ブロックチェーン分析会社Chainalysisによる最新のGlobal Cryptocurrency Adoption Indexで、ブラジルは7位に位置付けている。ブラジルは2021年7月から2022年6月の間に1427億ドル近くの仮想通貨を受け取っており、これは同地域の他の国よりも多いとのことだ。ブラジルでは8月に、USDTを利用して約8万回の操作で14 億ドル以上もの資金が移動され、トランザクションあたりの平均額は約18,000ドルにも達していた。

 

SmartPayはすでに、お友達や家族、企業、さらには請求書への支払いに広く利用されている同国の即時決済システム、PixとUSDTのアクセスを提供している。ステーブルコインの国際的な需要が高まる中、USDTの仮想通貨ATMでの取扱いは今後も増加すると考えられる。

 


USDTなどの仮想通貨相場などに関してもっと知りたい方は、BTCCのホームページをご参考ください。

 

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