ステーブルコインの総供給量、歴史上初めて急激に減少
データ分析会社Coinmetrics(コインメトリックス)によると、22年第2四半期にステーブルコインの総供給量が歴史上初めて急激に減少し、ステーブルコインの償還が急増した。それは「2020年のパニック時にはなかった短期流動性と債務超過への懸念」からだ。
コインメトリックスの研究責任者であるルーカス・ヌッツィ氏は16日、20年1月以降のステーブルコインの総供給量を示すグラフでデータをツイッターで紹介した。同氏は「22年第二四半期は、ステーブルコインの歴史上初めて総供給量が減少した。テラUSD(UST)を除いても、10B以上が主要発行体の金庫から直接償還されている」という。
データにはDAIとUSDT、OMNI、TRON、SAI、USDK、PAXがリストアップされている。サークルのUSDCとバイナンスのBUSDは別のグラフにまとめられたが。テラのオリジナルバリエーションであるUSTはグラフに含まれていない。
同氏は、テザー社は中央管理型ステーブルコインの発行体の中で最も多くの償還を受け、4月と5月にUSDTの総供給量のうち70億枚が一掃されたと指摘する。これは、市場全体の大きな動きというよりも、少数の人々の行動によって引き起こされた可能性が高いと述べている。
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