USDC開発元サークル、既存加盟店向けApple Payを統合へ

ステーブルコインUSDC（USDコイン）を発行するサークル（Circle）は15日、既存加盟店向けApple Payに対応し、顧客がApple Payで仮想通貨を購入できるようになることを発表した。

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サークル、既存加盟店向けにApple Payを統合へ

サークルの発表によると、Apple Payに対応することで、仮想通貨加盟店は、より伝統的な決済手段を希望する顧客に対して、より良いサポートを提供することが可能になる。この統合により、お客様は長いフォームに入力することなく、アプリやSafariブラウザからチェックアウトできるようになり、お客様をより良くサポートできるようになる。

サークルによると、この統合により、お客様はApple Payから直接仮想通貨を購入することができるようになるとのこと。

会計時の決済摩擦を軽減

最新の証明レポートによると、サークルのUSDCは現金と米国債によって完全にバックアップされており、そのステーブルコインUSDCは1ドルの価値に確実に追跡することができる。

USDCなどのステーブルコインは、仲介業者や誤った送金手数料を必要とせず、クリプトレールを使って世界中に送金する手段として人気を集めている。

企業は、サークルアカウントとApple開発者アカウントを作成することで、サークル上でApple Payを利用できるようになる。また、会計時の支払い摩擦を軽減するために、サークルは今後より多くの支払い方法を導入することを予定している。

サークルは9日、テザー（USDT）と共に、経営破綻した仮想通貨取引所FTXに関与していないことを明らかにし、ユーザーに対して健全性をアピールしている。

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Apple Payは「対象事業者」が利用でき、有効化は「簡単なプロセス」であるとしているが、お客様は対象事業者のApple Payで会計する際、通常通りAppleのFace IDまたはTouch IDを使って取引を完了することになる。

アップルは全世界で18億台以上のアクティブなデバイスを保有している。米国では、Apple PayはPayPalに次いで最も利用されているデジタルウォレットの一つであると言われている。

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