ワールドコイン（Worldcoin）、登録者数200万人を突破

仮想通貨とデジタルIDの新興企業Worldcoin(ワールドコイン)は7月13日、匿名化されたデジタルIDクレデンシャルであるWorld IDの登録者数が200万人を超えたと発表した。

関連：仮想通貨ワールドコイン（Worldcoin）とは？買い方や将来性を徹底解説

2 million strong 🫡 Thank you to everyone who helped Worldcoin reach this milestone. The timing couldn't be more appropriate.https://t.co/dXNpb6h2hr

— Worldcoin (@worldcoin) July 13, 2023

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ワールドコイン、登録者数が200万人を突破

ワールドコインによると、最初の100万人に到達するのにかかった時間の半分以下でマイルストーンに到達したという。同社の目標は世界中のすべての人を登録することで、現在でも目標には約79億9800万人足りない。

同社は5月にシリーズCで1億1500万ドルのベンチャー資金を調達した。登録者にはベータ版の仮想通貨ワールドコイン（Worldcoin/WLD）を配布し、分散型デジタル金融ツールへのアクセスを提供している。

WorldcoinがOrbと呼ぶ画像処理装置で虹彩をスキャンし、固有の識別子を作成することで、人々はWorld IDに登録する。

ワールドコインの幹部は、オーブをバルセロナや東京からブエノスアイレスやニューヨークまでの都市に持ち込んだ最近の世界ツアーのおかげで、登録者数が増えたと評価している。

ツアー中、ワールドコインの共同設立者でありOpenAIのCEOであるサム・アルトマンはヨーロッパを訪れ、OpenAIの大規模言語モデルChatGPTと人工知能の開発について現地の規制当局と議論した。

同社は6月、毎週平均4万人以上の個人を登録した。また先月、スペインはワールドIDにとってヨーロッパで最大かつ最も急成長している市場となり、ワールドIDはドイツに進出した。

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Talent Protocol

Worldcoinは今月、開発者やその支援者、財政的支援者のためのブロックチェーンベースのプロフェッショナル・コミュニティであるTalent Protocolが、ヨーロッパでWorld IDを統合する最初のWeb3プラットフォームとなることを発表した。

Talent Protocolに登録した人は、Tools for HumanityのWorldアプリや他のWorld ID対応ウォレットを通じて、自分が人間であることを確認できる。このパートナーシップは、WorldcoinとOktaのAuth0マーケットプレイスとの統合に続くものだ。

CoinDeskとの最近のインタビューで、Worldcoinの共同創設者であるアレックス・ブラニア氏は、このプロジェクトは自己主権IDに固有の問題を解決しようとしていると語った。

「問題は、すべての人間がプライバシーを完全に保護したユニークなIDを取得できるようにする必要があるということです。「政府のIDは単純にそのためには機能しません。米国ではうまく機能するかもしれませんし、ヨーロッパでもうまく機能するかもしれませんが、世界の大部分は実際に検証可能なデジタルIDを持っていないからです。」

政府の規制により、仮想通貨ワールドコインはアメリカではローンチされていない。

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