投稿を報告する

悪いニュース どうする?

悪いニュースが軽く扱われ、聞き手を混乱させてしまうことになる」。 医師が患者に診断結果や予後予測を伝える場合は、まず悪いニュースから始めて、その後で肯定的な情報に移る方が患者に受け入れてもらいやすいとレッグ氏は言う。 ◆良いニュースがない場合は?

悪いニュースを聞くのは楽しいですか?

悪いニュースを伝えるのが楽しいという人はいない。 悪いニュースを聞くのを先延ばしにすることが、相手をより不安にするということに気づいていないのだ」。 しかし、相手の行動を改めさせようとする場合、良いニュースを先に伝え、その後で悪いニュースを伝えることが有効な戦略になるケースがあるとレッグ氏は言う。 「例えば、減量が必要な患者に診断結果を伝える場合、相手は悪いニュースを聞いて良い気持ちこそしないものの、何かしら行動を起こすきっかけになるはずだ」とレッグ氏は説明する。 レッグ氏の言うところの“サンドイッチ”とは、悪いニュースをサンドイッチの具のように良いニュースの間にはさんで伝えるというものだ。 例えば、「コレステロール値が下がっていますよ。 それと、血圧は大分高いですね。

悪いニュースを先に伝えるべきですか?

例外はあるものの、悪いニュースを先に伝える方が有効と研究が発表された。 カリフォルニア大学リバーサイド校で心理学を学ぶ博士課程の学生、アンジェラ・レッグ(Angela Legg)氏とケイト・スウィーニー(Kate Sweeney)氏が共同で行った研究は、この質問を科学的な視点から捉えるものだ。 レッグ氏によると、この質問に対する回答は、悪いニュースを伝える側か聞く側かによって、さらにはその情報が相手の行動を改めるために使われるのかどうかによって変わってくるという。 実験の結果を見る限り、悪いニュースを先に聞きたいという人が75%超と、圧倒的多数を占めている。 「どうせ悪いニュースを聞かされるのなら、さっさと聞いてしまった方がいいという気持ちあるのだろう」とレッグ氏は分析する。

関連記事

世界をリードする暗号資産取引プラットフォーム

ウェルカムギフトを受け取る