BTCCと流動性
10/17/2022
流動性(リクイディティ)とは?
流動性とは経済では交換しやすさを指している言葉です。仮想通貨における流動性とは、仮想通貨(暗号資産・デジタル通貨)やトークンが価格に影響を与えることなく、ほかの仮想通貨や現金に容易に変換できること、またその逆も可能であることを意味します。
取引における流動性とは、主に市場の流動性を指しており、流動性が高ければ、よく取引されていることを意味し、売買の注文は遅延することなくいつでも成立します。
流動性の重要性
前述の通り流動性は仮想通貨の交換のしやすさと、取引のしやすさを意味しています。その2つの意味で、流動性が低いならどういう問題が生じるのか見ていきましょう。
・流動性の低い通貨(資産)
世界的にも流動性の低い、草コインと呼ばれているアルトコインを購入したら、容易にほかの通貨に交換することができず、またまとまった額で交換ができないこともあります。価値はあるかもしれないが、交換できないなら価値がないのも同然です。
・流動性の低いプロダクト(市場)
流動性の低いプラットフォームは板が薄く、プロダクトを購入しようとすると、成行注文の場合、注文が想定した額と離れて成約した場合もあります。指値注文の場合、そもそも注文が成約しないことの可能性も高いです。
流動性が低いですと、 ①注文がうまく通らない ②注文が想定外の価格で成約した ③購入したコインやプロダクトを売ることができない という問題が発生します。 |
市場の流動性があるということは、多くの利用者が常に注文をされており、買い価格も売り価格も比較的安定し、出された注文もすぐ約定することができるということです。
流動性を見極める3つのポイント
★取引高や板の厚さ
多くの利用者が常に注文をしていると、流動性も高くなります。なので取引所やプロダクトの取引高、もしくは注文画面の「板気配」から買い・売りの金額や量などを見れば、流動性が高いかどうかもわかります。取引高の高い、買い・売り注文が均等に入る取引所・プロダクトがおすすめです。
★成行注文の約定と想定価格の差
成行(なりゆき)注文とは、現在の市場と合致する価格で注文が入る注文方法です。
注文がほぼ100%入るが、流動性の低い場合は想定価格と離れる価格で注文が入っちゃうこともあります。なので想定価格と約定された価格の差が広ければ、流動性が低い可能性が高いです。
★成行注文が通るまでの時間
成行注文は現在の価格ですぐ注文が入ることが一般的ですが、大きめな注文をすると、流動性の低いプラットフォームではすぐに注文が入らないこともあります。取引の世界では1秒でも重要なので、想定した価格でスムーズに取引ができるかどうかを見極めましょう。
おまけ:スプレッドの差
スプレッドとは買値と売値の差です。言わば買いたいと思う価格と、売りたいと思う価格の差になります。取引所やプラットフォームにもよるのですが、一般的には流動性の高いならスプレッドの差も狭いです。
BTCCにおける流動性
BTCCの流動性について、最高研究責任者(CRO)Danに話しを聞きました。
Q:BTCCの流動性について教えてください。
Dan:BTCCは少額から一定の額までのユーザーがみんな、楽しく取引ができることを目指して、流動性に特に力を入れています。ここで例えば10BTC以下(少額)の取引高のAさんと、100~300BTC(まとまった額)の取引高のBさんがいるとしましょう。
AさんもBさんも、もしBTCCで成行注文をすると、1秒で注文が市場のベスト価格で入ることができます。 想定価格から大きくても0.5〜1ドルのズレしかない価格で、1秒で入ることがBTCCの流動性の表れです。 |
またBTCCでは、リアル取引と同じ取引環境で取引を楽しめる「デモ取引」があります。
口座開設が完了した際、リアル口座と同時に作られたデモ口座には、予め100,000USDTのバーチャルマネーがあります。もちろん流動性などもリアル口座と同じなので、もしBTCCの流動性について体験してみたいなら、ぜひ使ってみてください。
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