アウトパフォームとは何ですか?

アウトパフォームとは、ある一定期間において、株や投資信託（ファンド）の運用成績が、ベンチマークとなる運用基準を上回っている状態のことをいいます。 ベンチマークを下回っている状態はアンダーパフォーム、ほぼベンチマークに沿っている状態はニュートラルと呼ばれます。 ベンチマークは、金融界では投資信託などが運用の基準としている指標を指します。 日本株に投資する投資信託であれば、東京証券取引所の第一部銘柄を対象とする「TOPIX（東証株価指数）」や、日本を代表する上場企業225社の株価平均から算出される「日経平均株価」、アメリカ株に投資する投資信託であれば、アメリカを代表する上場企業500社を対象とする株価指数「S&P 500」などが使われることが多いです。

アンダーパフォームとアウトパフォームの違いは何ですか?

アンダーパフォームもアウトパフォームと同様に、ベンチマークを何パーセント下回っているかで表されます。 アンダーパフォームは収益が期待できないため、手出しは控えるべきというのが一般的な見方です。 アウトパフォーム・アンダーパフォームはどう活用する？ アウトパフォームは好材料の一つであり、明らかになった時点で値上がりする銘柄も少なくありません。 反対にアンダーパフォームが明らかになれば、さらに値下がりするリスクがあります。

アウトパフォームって英語でなんて言うの?

英語表記「Outperform」の日本語読みで、「アウトパフォーマンス（Outperformance）」と呼ぶ場合もあります。 相対的な評価に用いられ、例えば、ベンチマークが20％下落する中、あるファンドでは下落率が10％だった場合、 基準価額 はマイナスでもアウトパフォームになります。 アウトパフォームは、証券会社などの アナリスト による個別企業に対する投資判断にも使われます。