ガバナンス強化ってどうなの?

ガバナンスを強化することはすなわち、自社の経営リスクに真摯に向き合い、その発生防止に努める姿勢を見せることでもあります。 こうしたことから、自社に対する評価や信頼性が高まる可能性があります。 ガバナンス強化に努める企業として、知名度や認知度も向上するかもしれません。 ガバナンス強化に取り組むことで、自然と自社の労働環境も改善できます。 社内での不正・不祥事を防ごうと思うと、たとえば以下のような対策を取ることになります。 こうした対策を取ることは、業務フローを見直して「ムリ・ムダ」を減らすことにもつながります。 その結果、従業員がさらに働きやすい環境に近づき、従業員の愛社精神も醸成されるかもしれません。 ガバナンス強化に取り組んでいる企業に対して、信頼を寄せるステークホルダーも多いものです。

ガバナンスが効いている状態とは何ですか?

「ガバナンスが効いている状態」は、企業の管理体制が徹底していて、内部統制がしっかり取れているという意味です。 「ガバナンスが効いていない」というのは、管理体制が取れていない、経営の方向性が常にブレているなど内部統制の運用が適切に行われていない状況になります。 ガバナンスが効いていない状況は、経営上の問題になるのです。

ガバナンスって英語でなんて言うの?

「ガバナンスが効いている」という言い方がありますが、これは「一目置かれる統治力」などと言い換えられます。 ガバナンス (governance)は、ギリシャ語を起源としている英語です。 日本語に直訳すると「組織などをまとめあげるための方針やルールなどを決め、組織内に行き渡らせて実行させること」という意味です。