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個別株ってどうなの?

個別株は、配当金や株主優待、値上がり益等のメリットがあるものの、1つの企業に投資しているため、当然その企業が不祥事や業績悪化等があると株価が大きく下落したり、最悪JALのように株式が0になってしまったりすることがあります。

初心者でも個別株に投資したい!その理由とは?

筆者は、投資初心者には銘柄分散と時間分散が容易な投信の積立投資を勧めていますが、初心者でも個別株に投資したい人はいるでしょうし、投資に慣れてきたので個別株に進出したいという人もいるでしょう。 筆者自身も個別株に投資しているので、本稿でも個別株への投資に否定的なことを記すつもりはありませんが、留意すべきことは記しておきたいですね。 まずは「なんのために個別株に投資するのか」ということです。 最も重要なのは、大儲けを狙うのか、悲惨な老後を避けるために堅実な投資を心がけるのか、ということです。 大儲けを狙うのであれば、大きく値上がりしそうな成長株から少数を選び、集中的に投資するべきでしょうが、くれぐれも老後資金を注ぎ込むのではなく、小遣いの範囲で楽しみましょう。

個別株投資は適任ですか?

投資の知識を広く肌感覚で学びたい場合は、個別株投資が「適任」と言えるでしょう。 リスクを抑えつつリターンを狙える分散投資は「投資の王道」とも言われていますが、個別株のみで分散投資をするには、ある程度まとまった資金が必要です。

個別株と投資信託の違いは何ですか?

一方、個別株は1つの会社に投資し、それぞれ100株単位でしか買えないため、通常20~30万円程度から投資できますが、オリエンタルランドのように1銘柄で100万円以上する株もあります。 その分、値上がり益も大きく1日で利益を上げることも可能です。 値上がりすれば短期で売却することも考えているなら、投資信託やETFより、個別株の方が断然おすすめです。 株式への投資は元本保証されていません。 1つの会社に投資しているため、倒産すると株式の価値が0になることもあります。 過去で一番有名なのが、JAL(日本航空)です。 JALは、2010年に会社更生法申請し、上場も廃止され、株式の価値は0になりました。 現在、再上場を果たしましたが、上場廃止前の株式とは別物です。

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