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遺産分割協議ってなに?

遺産の分け方を話し合う遺産分割協議は、数多くの手続きを経て行われます。 遺産に対する思いの強さなどから、相続人同士のトラブルに発展するケースも多いため、弁護士に調整を依頼することがお勧めです。 弁護士が、遺産分割協議の概要、手続きの進め方、注意点などを解説します。 1. 遺産分割協議とは まずは、遺産分割協議に関する基本的な事項として、遺産分割協議の概要とその期限、協議をせずに放置していた場合のリスクについて解説します。 1-1. 相続人全員で遺産の分け方を話し合う手続き 遺産分割協議とは、相続人全員で遺産の分け方を話し合う手続きです。 亡くなった被相続人(以下「亡くなった人」)の遺産は、相続人全員の共有となります(民法898条)。 共有状態の遺産の分け方を話し合うのが遺産分割協議です。

共有分割とは何ですか?

特定の相続人にだけ取得する遺産が偏ってしまう場合に、できるだけ公平性を保つため、また他の相続人への配慮として、双方の話し合いで金額を決めることができます。 共有分割とは、特定の遺産を複数の相続人の共有名義で相続する方法です。 通常は不動産の相続などで利用されますが、その場合はそれぞれの持分割合を決めて、共有名義で登記します。

遺産分割協議の無効や取り消しを主張できますか?

なお、以下は一例であり、これ以外にも遺産分割協議の無効や取り消しを主張できる場合はあります。 また、遺産分割協議の無効や取消しの主張が認められるためには、 無効や取り消しの条件を満たしているといえることが必要 となります。 具体的な状況に応じて遺産分割協議のやり直しができるかどうかを知りたい場合には、弁護士等の専門家に相談されることをおすすめします。 正常な意思決定をする能力(これを「意思能力」といいます。 )がない状態で遺産分割協議に合意していた場合、相続人が有効な合意をしていたといえないことから、遺産分割協議は無効となります。 例えば、一部の相続人が 重度の認知症で、遺産分割協議の内容や意味を理解できない状態で遺産分割協議書に署名したような場合 がこれにあたります。

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