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単利とは何ですか?

単利 は、 金利 (利息)の計算方法(表示方法)の一つで、当初の 元本 に対してのみ、 利息 が計算されるものをいいます。 これは、利息の 再投資 の リターン を考慮しない方式で、利息を貸借期間の初めに支払う「前払い単利」と、後に支払う「後払い単利」の二つがあります。 一方で、単利に対して、利息の再投資のリターンも考慮する方式で、一定期間毎に利息を元本に組み入れ、その元本に対して利息が計算されるものを「 複利 」と言います。 単利は、定期的に一定元本に 利率 を掛けて金利を支払う計算方法で、例えば、元本100万円に対して、 年率 で2%の単利運用を5年行った場合、毎年の受取利息は、以下のようになります。 これより、5年間の元利合計では、「100+2×5=110万円」となります。

複利と単利の違いは何ですか?

複利は一定期間に発生した利息を元金に加え、次に利息が発生する際には元利金を元金として利息を計算する方法です。 利息に対して利息がさらにつくことになります。 単利と異なり、発生した利子を元本に組み入れることができるため、運用期間が長くなればなるほど利子の総額が大きくなる点が複利のポイントです 。 さらに、複利の場合は組み入れ期間を短くすることで、さらに資産を殖やすことが期待できます。 例えば単利では、年利が同じであれば半年満期でも1年満期でも受け取る利子総額に違いはありません。 100万円で年利0.02%の6ヶ月定期を1年運用する場合:100万円×0.0002÷12ヶ月×6ヶ月×利息受取2回 の2つを比較してみても、いずれも1年後の利子総額は (*)約200円です。

単利方式と複利方式の投資商品の違いは何ですか?

単利方式の投資商品には個人向け国債、社債、地方債などのほか、毎月配当金が入金される分配型の投資信託があります。 なお、銀行の定期預金には単利方式の商品と複利方式の商品があります。 単利方式の商品のメリットは、利息や配当金が例えば月、半年、1年ごとなど定期的に受け取れることです。 着実に資産を増やしているという実感を得やすいでしょう。 複利方式の金融商品には定期預金 (複利型)、分配金再投資型の投資信託などがあります。 前述したとおり、銀行の定期預金には単利方式の商品と複利方式の商品の両方があります。 複利方式の定期預金では、発生した利息は満期になったときに元本とともに受け取ります。 途中で利息を受け取ることはできません。

利息とは何ですか?

利息は金銭の貸し借りにおける対価として、金額や期間に比例して一定割合で支払われる金銭のことです。 単利では、元金に対してのみつけられる利息がつけられます。 ちなみに、 貸主に支払うお金を「利子」、借主からもらうお金を「利息」として区別することもあります が、今回のように利子を利息と明確に区別せずに使用することが多いです。 単利による計算では、毎回当初の元本に対してのみ利息が発生します。 つまり、利息が発生して当初の運用額より殖えたとしても、発生する利息は決まった額です。 国債や社債は、再投資の制度がないことが一般的なので、単利に分類できます。 また、分配金を再投資せず毎月受け取るタイプの投資信託も単利型の金融商品のひとつです。 銀行や信金などの定期預金には、単利型と複利型があります 。

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