投稿を報告する

損益とは何ですか?

損益とは、損失と利益を合わせた言葉で、売上によって得た収益から要した経費などを差し引いた差額を指します。 差額がプラスであれば利益を得ていることを意味し、マイナスであれば赤字に転落していることを表すため、どちらのバランスに転じているか会社の業績を判断するうえで非常に重要な管理項目です。 会社の業績は増収増益、増収減益、減収増益、減収減益の4種類の局面で表すことができます。 会社にとっては増収増益が最も理想的な状態で、減収減益は最悪な状態といえます。 会社がどの局面にあるかを判断するには、一定の期間内においてどれだけの損益(利益)を得たかの把握が必要です。 把握するには、上述のように一般的には会計期間中の収益から経費を差し引いて計算する損益法によって損益が求められます。

損益管理って何?

「損益管理」とは、企業活動において損失と利益を把握し、適正といえる状態に改善するための管理です。 サービス・部門・製品など、損益を管理するときの区切りは異なりますが、もっとも利益が発生している出ているまとまりや区切りと、反対に利益が出ていないセグメントを確認すれば、問題になっている要因を特定しやすくなるでしょう。 また、損益管理は適正な経営判断のためにも必要なことといえます。 活動によって利益を上げることが必要であり、そのためには損益をプラスにすることが必要です。 損益をプラスにするためにはどのくらいの収入を得て、反対にどのくらいの費用がかかるのか、現状把握が欠かせません。 より利益を上げることができる方法や、削減できる費用なども検証しながら、経営に活かしていくことが求められます。

損益計算書ってなに?

損益計算書は会社の通信簿とも呼ばれるほどの重要な書類です。 まず確認しておかなければならないのは、当然ですが利益がプラスになっているかどうかです。 特に経常利益が出せているのかどうかをチェックしておきます。 最終利益である当期純利益が黒字でも、本業で利益が出せていなければ、その企業は事業計画の立て直しをする必要があるからです。

経常利益とは何ですか?

営業利益に営業外の収益と費用を加算減算したもの が「 経常利益(または損失) 」になります。 営業外の収益と費用とは本業以外での収益や費用のことを言い、預金に付される受取利息や株の配当金、株を売却した収益などが営業外収益となり、借入金の利息や株の売却損などが営業外費用になります。

関連記事

世界をリードする暗号資産取引プラットフォーム

ウェルカムギフトを受け取る