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統合報告書とは何ですか?

一般に統合報告書は、従来、独立して公表されていた財務情報と非財務情報を関連づけ、長期的な企業価値向上に繋がる取り組みを一覧できるようにすることで、年金基金などの長期的な機関投資家を開拓する狙いがあります。 なお、統合報告書の作成ガイドラインについては、その普及を主導する国際統合報告評議会(IIRC:International Integrated Reporting Council)が公表しています。

統合報告書と有価証券報告書の違いは何ですか?

今回の調査では、「統合報告書に比べて、同企業から発行された有価証券報告書のほうが情報を探しやすく、読みやすい」という状況が見受けられました。 これは、有価証券報告書では、体系立てられた所定の項目に沿って、情報が簡潔に記載されているためであり、法定開示書類である有価証券報告書の利点の1つといえます。

統合報告書でリスクや機会を説明するにはどうすればよいですか?

統合報告書でリスクや機会を説明する企業は70%と前年から増加し、有価証券報告書では、すべての企業がリスクを説明しています。 しかし、列挙した個々のリスクや機会について、顕在化の可能性、影響、対応策などが必ずしも十分には説明されていません。 リスクと機会が影響を及ぼす事象に関する具体的な対応を検討し、それに裏打ちされた実効的なリスクマネジメントの導入が前提ではありますが、取組みの実効性を伝えるためには、個々のリスクや機会に関するより踏み込んだ説明が必要でしょう。 3. 戦略と資源配分 長期戦略と中期経営計画を併記する企業が増えています。 長期的な価値創造への過程として中期戦略を位置付け、さらには全体から各事業へと繋がる一貫性のある戦略の説明は有用です。

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