証券市場とは何ですか?

企業は、事業活動で利益を得た場合、配当金や利子を投資家に支払います。 一方で、投資家は企業に直接資金を提供しているため、企業が倒産した場合は提供した資金が回収できない損失（リスク）を負担します。 この直接金融が行われる場が証券市場であり、証券の発行・取得が行われる「発行市場」と、すでに発行された証券の売買が行われる「流通市場」に分かれます。 この2つの市場が有機的に関連し、相互に影響を及ぼすことで、証券市場は資金の効率的な配分･利用という機能を発揮します。 企業が事業に必要な資金などを、金融機関（銀行など）からの借入れにより集めることをいいます。 企業に貸し出される資金は、一般の人などから預金として集めたお金であるため、「間接」と呼ばれます。

証券会社ってどうなの?

元本が保証されていないため、運用成果によっては損する可能性があることも理解しておきましょう。 証券会社の役割は、証券を発行して資金調達したい企業と、証券を購入して資産運用したい投資家の仲介業務 を行うことです。 投資家が証券取引所で売買したい場合は、証券会社に売買注文を出す必要があります。 投資家が証券取引所で直接売買を行うことは認められていないため、証券会社が投資家による証券取引所への注文を取り次いでいます。 証券会社は、証券市場全体が円滑に機能するための中心的な役割を担っている存在といえるでしょう。 先述の通り、有価証券の取引を行うには証券会社を仲介する必要があり、そのためには証券口座を保有していなければなりません。

証券投資ってなに?

証券投資ってなに？ 3つのキホン｜日本証券業協会 企業は株式を発行して株主をつのり、それで得た資金で事業を拡大、収益の一部を「配当金」として株主に還元します。 株主は購入した株式の値上がりによる売買益（キャピタルゲイン）が期待できます。 また、その会社に出資して資金面で応援するという楽しみや、会社を育てて、経済や社会の発展に寄与するという社会的意義などもあります。 投資信託（ファンド）とは、投資家から集めたお金をまとめ、資産運用の専門家が株式や債券などに投資・運用し、その運用の成果として生まれた利益を投資家に還元するという仕組みの金融商品です。

物財証券って何?

「物財証券」とは、書面に記載されているサービスを受け取る権利や請求権をもつ有価証券のことです。 代表的な物財は、以下3つです。 物財証券は「商品証券」とも呼ばれており、サービスや物財を受け取る証明書として使われています。 「証拠証券」とは、証券そのものは価値を持たない書面ですが、あなたが財産をもつ事実を証明してくれる書証です。