販管費とは何ですか?

販管費とは、販売費及び一般管理費の略で、事業を行う上で生じた販売業務や一般管理業務にかかる経費のことです。 販管費には、広告宣伝費や地代家賃など売上原価に含まれないほぼすべての費用が該当します。 販管費は事業の営業利益を算出するためにも重要な役割を果たす費用です。 営業利益は、販管費と売上総利益を用いた以下の計算式で求められます。 営業利益がマイナスになっている場合は、売上総利益に対して販管費がかかりすぎている可能性があることがわかります。 販売費とは、商品やサービスを販売するためにかかった費用のことです。 具体的には、以下のような費用が該当します。 会社によっては、販売費をより細かく区分けし、「販売管理費」「営業経費」などとすることもあります。

売上高販管費率とは何ですか?

例として、売上高が 1,000万円 、販管費が 200万円 の企業の場合、上記の計算式に当てはめて計算すると 売上高販管費率 は「20％」となります。 売上高販管費率は、企業がどのくらい効率的に営業活動をしているかの目安として見られる数値です。 一般的には、売上高販管費率が 低いほど経営効率が良い ことを示しています。

販管費削減ってどうすればいいの?

販管費削減でまず検討材料に上がるのは、経営層の役員報酬や接待交際費削減でしょう。 従業員に販管費削減の要請を出す前に、経営層としてできることは改善することが大切です。 販管費と言えば人件費と言われるほど、人件費削減は経営の重要意思決定事項になります。 1人あたりの金額は僅少でも、大企業となるとその金額は膨大です。 雇用のほか、給与制度や退職金などの見直しが必要になります。