Cosmos 価格（ATOM）JPY

24時間安値＆高値

コスモス （Cosmos/ATOM）は異なるブロックチェーン間のデータ交換を可能にする分散型ネットワーク。2017年にATOMトークンがリリースされている。

コスモス（ATOM）は、互換性のないブロックチェーンを繋ぐという、ブロックチェーン業界が抱えている大きな問題を解決するプロジェクト。ブロックチェーンを誰でも簡単に開発でき、誰でも簡単に使用できる未来を実現することを目標としている。

2022年6月現在、時価総額ランキングが29位、国内取引所で取り扱っているのは、GMOコインのみになる。

コスモス（ATOM）特徴

Cosmosは、異なるブロックチェーン同士を繋ぐプロジェクトである。中心的な役割を担っているのが「Hub」。「Hub」に接続しているそれぞれの役割を持ったブロックチェーンが「Zone」と呼ばれている。これにより、異なるブロックチェーン同士で暗号資産を送金することが可能となる。

コスモス（ATOM）のアルゴリズムは、PoS(Proof-of-Stake ) を採用している。莫大な計算（＝電力消費）は不要で、「賭ける量」に応じて報酬が支払われている。

また、コスモス（ATOM）はステーキングすることで報酬がもらえる。PoSとは、ATOMをステーキングすることで、取引を検証して報酬を得られる仕組みである。

コスモス（ATOM）今後の見通し

1.2022年上半期にテストローンチ予定のプラットフォーム

コスモス（ATOM）は2022年上半期にテストローンチ予定の4つのプラットフォーム（「Archway」：非中央集権型のインセンティブ・スマートコントラクト、「Celestia」：モジュール型ブロックチェーンネットワーク、「Tgrade」：DeFi（分散型金融）プラットフォーム、「Umee」：非中央集権型のインフラストラクチャー）を発表した。

2.ライバルプロジェクトとの差別化

コスモスプロジェクトとのライバルプロジェクトはPolkadotが有名だ。しかし、コスモスとPolkadotがテストネットで接続に成功。ブロックチェーンの相互運用を目指す「コスモス」と「Polkadot」は競合関係と言われてきたが、2つが共存できることがテストネットで証明された。

3.ブロックチェーン技術を導入する大企業への採用

トヨタは、車両の「価値」と「所有権」を証明するために、コスモスを基盤とするブロックチェーン技術を活用した実証実験を行なっている。これからこのように大企業によって「コスモス」が利用されると、さらに注目を集めることになると考えられる。

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