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フロウ（FLOW）はDppar Labs社が独自開発したブロックチェーンであり、発行された暗号資産（仮想通貨）はFLOW。

NBA TOP Shotは、フロウ（FLOW）ブロックチェーン技術を利用し、NFT（非代替性トークン）として注目を集めている。

フロウ（FLOW）は国内の暗号資産取引所での取り扱いはないため、海外取引所で調達する必要がある。

フロウ（FLOW）の特徴

1.CryptoKitties

CryptoKittiesは、「たまごっちの子猫版」のようなゲームで、2017年末にリリースされた。ローンチまもなくして大ヒットとなり、NFTの火付け役となった。

しかし、イーサリアム（ETH）上で運用されていたCryptoKittiesは、大ヒットによりネットワークを詰まらせてしまうことになった。その結果、イーサリアムの取引手数料（ガス代）が高騰した。

2.NBA TOP Shot

NBA TOP Shotとは、NFTのデジタルトレーディングカードである。各トレーディングカードは、選手達のプレーが動画として記録され、「MOMENTS」と呼ばれている。

このNFTは、フロウ（FLOW）というNFT特化型インフラを独自開発したから、イーサリアムのネットワークを詰まらせることはなかった。

3.マルチノード構成

マルチノード構成とは、従来のブロックチェーンでは、各ノードがチェーン内の全てのトランザクション作業を実行している。

NFT特化型インフラとは、独自の処理能力（マルチノード構成）を有しているブロックチェーンになる。

フロウ（FLOW）というNFT特化型インフラは、収集(Collection)、合意(Consensus)、実行(Execution)、検証(Verification)という4つに役割分担している。これによって、NBA TOP Shotではネットワークを詰まらせることはなかった。

4.シャーディング不要

ネットワークを詰まらせることの対策としてシャーディング（イーサリアムのL2インフラと呼ばれる3種類）という方法もあるが、L2インフラには、「アセットの移動や交換など簡単な取引にしか対応していない」、「イーサリアムと比べ、セキュリティが低い」、「現時点では、金融特化型である」という問題点がある。

フロウ（FLOW）は、上記のような問題点があるシャーディングではなく、独自の処理能力であるマルチノード構成を開発・採用した。

フロウ（FLOW）今後の見通し・将来性

独自の技術開発したフロウ（FLOW）を利用し、NBA TOP SHOTは大ヒットした。今後は、CryptoKittiesをフロウ（FLOW）に移すことを開発者たちは考えるのではないかと言われている。

また、外部企業によるフロウ（FLOW）の利用、つまりフロウ（FLOW）上での開発が進んでいるようだ。今後、NFTやクリプトという大きなトレンドが来ることは容易に予想されているため、フロウ（FLOW）プロジェクトに注目が集まる可能性は大きいt考えられる。

さらに、NBA TOP SHOTの次なる取り組みとして、NBAのチームとデジタルシーズンパスを導入した。今後は、NBAだけでなくNFL、UFCなどでもさらなる利用法が生み出されていくと考えられる。

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