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ビジネスにおける「オファリング」を知っていますか?

ビジネスにおける「オファリング」という概念を知っていますか? 最近ちょっとずつ耳にする機会が増えてきたので、勉強のために整理してみました。 オファリングとは、「提案」「提供」の意味です。 顧客への価値提供の集合体 と言えるでしょう。 個別のソリューションをあわせて売る、という単純な考え方ではなく、価値の本質を見極め、顧客が必要とするものは何かを広い視点で考えるものです。 概要だけ聞くと「サービスのメニュー化」「トータル・ソリューション」のようなイメージを持ちそうです。 厳密な言葉の定義を論じたいわけではありませんので、オファリングの大事な考え方を、自分の理解の範囲で説明します。 「サービスのメニュー化」とは個別サービスを一覧化し、セット売りも個別売りもできますよ、ということです。

オファリングって何?

オファリング (offering)とは、提供、申し出、売出し、募集、献金、贈り物、捧げ物などの意味を持つ英単語。 何かを提供する行為・活動を意味する場合と、提供する内容(提供されるもの)を指す場合がある。 コンサルティング業界などでよく用いられる用語で、顧客にサービスなどを提供することや、提供するサービスなどの実質的な内容などを指すことが多い。 「 ソリューション 」( solution )に近い意味だが、実際に業務で使用するサービスや製品を提供するのではなく、ノウハウの伝授や仕組みの導入などがサービス内容である場合に用いられることが多い。 金融業界では、株式や債権などの有価証券の売り出しや投資家への割り当てなどをオファリングという。

オファリング開発の第1ステップは何ですか?

オファリング開発の第1ステップは、自社の技術や製品、ノウハウをアセットとして標準化し、顧客の課題に応じて組み合わせることだ。 NECは大小含めて約1500個のアセットを組み合わせ、約150個のオファリングを用意している。 例えばマーケティング分野で使われるアセットとして、「フロントサービス」や「マルチチャネルコンタクトセンター」「統合・会員サービス」といったものがある。 「フロントサービス」「マルチチャネルコンタクトセンター」「統合・会員サービス」などのアセットは「マーケティング変革」のオファリングを構成する。 マーケティング変革のほか「データドリブン経営」などは「業種共通DXオファリング」と呼んでいる。

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