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保有 と 所有 はどう違いますか?

「保有(ほゆう)」とは、「もちつづけること」「たもつこと」といった意味の言葉です。 「彼はB社の株式の20%を保有する大株主だ」「C国は膨大な数の兵器を保有する軍事大国だ」などのように使われます。 「保有」の「保」の字は、「もちつづける」「そのままの状態をつづける」という意味を持ちます。 「保有」と「所有」は、上記のように同じ意味で使われることも少なくありませんが、細かい点では違いも見られます。 「所有」が前述したように、「財産的な価値のあるものを持つ」という意味合いが強いのに対し、「保有」はそうしたニュアンスを特に含まないようになっています。 そのため、「保有」は「所有」より幅広く使うことが可能です。 たとえば「株式」と「核兵器」は、どちらも「保有する」と表現することができます。

保持 と 保有 はどう違いますか?

②「保持」は特に目に見えない物が多い! 「保持」も「保有」も、有形の物もあれば無形の物もあります。 ですが、 「保持」の対象となる物は、特に目に見えない無形のものが多く なります。 「保持」を使う対象は、前の項で説明した「記憶」「記録」「国籍」「健康」など。 そのほかにも、「名誉」や「権力」「秩序」「温度」などにも使います。 「健康な体を保持している」や「低い温度を保持する」といった使い方をします。 「保持」を使う有形の物といえば、「チャンピオンベルト」。 「チャンピオンベルトを保持する」といった使い方をします。 ですが、「チャンピオンベルト」は言い換えれば「名誉」のことなので、有形といえるのかが少し微妙ですが…。 一方の「保有」も無形の物が多いです。

株式の保有と保持の違いは何ですか?

また、スポーツ大会で記録した「新記録」もその人物が「新記録保持者」になりますが、誰かにやぶられるまで保ち続けます。 アメリカ国籍を取得した場合も、基本的に「保持」した国籍は保ち続けようとします。 「健康」もそうですが、こういった物は全て保ち続けようとしているのですね。 一方の 「保有」も、持ち続けることなのですが手放すことが前提である場合が多くなります。 たとえば、「保有」はよく「株式」や「個人情報」などに使います。 「○○社の株式を保有する」といった使い方をします。 株式とは、出資したことによる権利のことであり、いつかは手放すことが前提。 個人情報も、役目を終えることで基本的には手放すことになります。 ただし、手放すことはない物に「保有」を使っても間違いではありませんよ。

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